Strange Days

光学兵器

2008年05月23日(金曜日) 23時11分 科学 , 星見 , 思考 天気:くもり

 ずっとニコンのファーブルシリーズが欲しいと思っていたのだ。
 ありふれた公園の一角にある池から一滴取り、こいつで観察する。するとミジンコやら藻やら卵やら、なんだか正体不明の存在やらに対面できるというわけだ。なかんずくミジンコ狩りは楽しそうじゃないか。趣味として口外するのはナンだが。公園にもそのまま*1入ってゆける自転車との相性は異常。一日にいくつでも狩場を渡り歩いて、無数のミジンコと対面できるかと思うと、なんだか胸が熱くなるぜ。
 とはいうものの、ファーブルシリーズはそれなりの値段なのだ。一番安いミニでも\26000、一番欲しいフォトだと\65000だ。キャー! しかもフォトはCoolpixしか使えない。
 これは簡単に手を出せないなと思いなおし、とりあえずはルーペ型のもので楽しむ方向に頭を向けた。しかしルーペ型だとせいぜい5x程度の設定ばかりだ。これではミジンコは無理だわ。なら菌類や花粉かな。動かないので、ミジンコよりは勝算ありそうだ。
 対地光学兵器もよろしいのだが、やはりそろそろ対空光学兵器も新型導入の時期だ。8インチのシュミカセを手放して久しいが、あれは大失敗だったな。4インチ屈折程度では木星の縞には歯が立たない。まして、ここは日本一*2空の明るい横浜だ。まあヤビツにで担ぎ上げれば勝算あるかもしれないが。そんなわけで、8インチを手放して以来、木星は大赤班と縞一本の存在に成り下がっていた。白斑は無理でも、もう少し縞は増やしたい。
 というわけで、最新の8インチ鏡筒を物色中だ。いまどきの8インチはGPS+自動導入でらくちんモードが売りのようだぞ。僕の場合は見たい天体はほぼ決まっているので自動導入は要らないかもしれないが、それでもあればあったで気ままに未見の天体をハント出来るかもしれない。もっと気楽にと思ったら、経緯台に載せ変えれば済む話だろう。
 最大の問題は、部屋の中に荷物が多すぎて、置き場所を確保しにくい点か(虚ろな笑い)。


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