Strange Days

久しぶりにMobillyたんに乗る(そして疲労困憊する)

2004年01月11日(日曜日) 00時00分 自転車 天気:まだ晴れだ

 明日は久しぶりに湯河原に行くつもりなので、今日は近場をうろつくことに。そういえば、昨日シューズカバーが壊れてしまったので、新しいのを買わないと、と思い、サガミに出かけることにした。近場なので、レアアイテム化している多段化Mobillyで出動することにした。前に乗ったのはいつだったかな。えらい前のような気がする。
 この多段化Mobilly、ギア比の問題という弱点こそ解決したものの、新たに大きなフリクションロスという問題をも付け加えてしまった。坂道とかでずっと足を回し続けなければならないような場合、この問題はさほど顕在化しない。しかし平地を滑空するように気持ちよく走りたい場合、その空走距離の低減という形を取って、問題が顔を出すのだ。要するに、かっ飛ばしたいときに、気持ちよく突っ走れない、というわけだ。普通に、漫然と走る場合には気にならないのだが。ポタリング用自転車なんだな、どこまで行っても。
 まあ、サガミくらいまでなら問題になるまいと思っていたのだが、その間でもつらいといえばつらい。足を止めたいられる瞬間が少ないので、案外に疲労してゆくのだ。そしてもう一つの構造的問題、シートピラーの短さが大きく響く。適正ポジションを取れないので、膝への負荷が大きいのだ。もう少し長ければなあ。
 こんなわけで、長後CoCo壱番屋を襲い(いや自転車自爆テロを仕掛けたわけじゃなくて)、境川沿いに北上する間に、どんどん疲労がたまって行く。サガミに到着した頃には、この距離でこの疲労感か、というくらい疲れ果てていた。ハンドルが近いのもあるんだろうな。これはZOOMのパーツでなんとかなりそうだが。
 サガミでは、2Fでシューズカバーを買い求めた。前と同じカステリの物が良かったのだが、黄のLサイズが無かったので見送り。少し安かったパールイズミのものを買い求めた。また、同時にゲル入りサドルカバーをも買った。
 3Fでスペシャのハンドルバーに着けるゲル入りクッションとバーテープのセットを買う。欲しいのは前者だけなのだが、単独では売ってないので仕方ないな。とはいえ、なにか代替品がありそうな気もするが。
 レジで、遥か以前(去年の7月だったか)にお願いした、ハブダイナモの完組ホイールについて聞いてみた。まだハブが未入荷(これはシマノの新型に換えてもらうようにお願いしたのでやむを得ないのだが)で、MAVICのリムも分からないとか。ハブは来月入りそうなので、そうしたら電話を暮れることになった。春までに入手できるかなあ、これ......。
 店を出て、近所に止めてあったMobillyに、早速ゲル入りサドルカバー(なんか今日はゲル関係の買い物ばかりだ)をサドルに取り付けた。実はこれ、ぽた郎氏に教わった、Mobillyピラー足らないぜ対策の秘策なのだ。長身のぽた郎氏にはトレンクルのピラーでは足りなさそうに見えたのだが、このカバーを着けるとその厚み分座面が高くなり、いい感じにグッドだという。確かに、+1cmの差は結構大きい。改善された気はする。とはいえ、絶対的な不足は、これでも補えないのだが。特殊なパーツてんこ盛りの小径折り畳みは、こういう局面でつらいものだ。
 帰りは、国際親善病院側から帰宅した。すると、中田中央公園(運動公園)の北で、こんなすばらしい富士の眺めをゲット。目の前をよぎる送電線が、返す返すも残念だ。富士山で生まれた雲が、強い風で流され、こんな眺めになったのだろう。横浜の西端に位置するここからは、富士との間に高山が無い関係で、ちょっと上るといい感じの眺めが得られる。もうちょっと西の、急坂を登れば、あるいはよりよい眺めを得られたかもしれない。


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