おー、まだ若いのに。
クライトンといえば、今は『ジュラシック・パーク』だろうけど、俺的には子供の頃に見た『アンドロメダ病原体』の方だな。目に見えない、得体の知れない死という存在は、年端も行かない子供だった僕には最強のトラウマだ。原作も、映画も面白かった。アル中老人と赤ん坊という対極的な生存者から、ウィルスの性質が明らかになるという謎解きが良かったね。この後、小松の『復活の日』を読むまでは、ウィルス物のNo.1だった。
しかし、赤ん坊の血中酸素濃度って、本当に高いのかね。医学博士だったクライトンが書いたものだから、まあその点は隙が無いのだろうが。
故人を全然偲んでないが、蔵書のどこかにある『アンドロメダ病原体』を掘り出せる気がしないからだ。もしも発見できたら読み直そう。