Strange Days

秋のしまなみ海道2008三日目

2008年11月24日(月曜日) 15時43分 暮らし , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 天気:雨

 朝から雨の断続的に降る日になった。結局は松山まで付き合うことにして、のんびりと雨の松山を楽しんだのだった。


 朝、部屋で目覚めると、雨音が聞こえていた。やはり雨の日になったか。窓の外の来島海峡大橋も、雨の中に煙っている。
 宿の朝食は結構豪華で、普通の宿の範疇を越えていた。朝から湯豆腐が出るとは。
 さて、ここからは今治駅までタクシーで向かうことになった。2台に分乗し、自転車4台はそれぞれのトランクに積み込んで、今治駅に降り立った。ここから特急電車で松山に向かうが、時間があったのでみやげ物を買いあさる。ストラップのガチャガチャで楽しんで、特急に乗り込んだ。
 松山駅に降り立つ。ここから、ほとんどの者は飛行機、列車、バスで帰京するのだが、僕だけはフェリーで呉に戻るつもりだった。僕以外は駅のロッカーに荷物を預け、路面電車で道後温泉に向かうことになった。僕は、どのみち松山観光港まで走らねばならないので、ポンチョを着て道後まで自走することにした。
 道後で落ち合い、まずはからくり時計を眺める。雨音のせいで、ちょっと寂しい感じだったかな。
 まずは風呂、それもいつもは入らない魂の湯三階席に入ろうということになり、道後温泉本館に向かった。個室は埋まっていたが、少し待って部屋をせしめた。\1500と多少お高いが、坊ちゃんの間、又新殿への立ち入りが無料だ。後、坊ちゃん団子がついてくる。専用の湯船でゆっくりくつろいでから、又新殿も見物した。かつて、道後温泉はこの本館周辺にしか供給されず、皇族といえど入湯のためには出向いてこなければならなかったのだ。
 そろそろ腹が減っていたので、適当な店を探して道後温泉駅まで歩いた。結局、今年の正月に僕も入った店で、みんなうどんを食べることに。僕は、肉うどんだ。気分的にな。
 その後、一昨年も入った瀟洒な町屋風の店に入り、ケーキなど食す。十分に寛いでから、みんなに見送られて僕は松山観光港に走り出した。幸い、雨に降られずにすんだが、フェリーは行ったばかり。寒い港でうろうろしながら小一時間待ち、フェリーの船内では長いすで寝て過ごした。暗くなりきった頃、呉に着き、実家に向かった。こっちも寒いなあ。
 ともあれ、三日間の旅は大過なく終えることができ、幸いでありました。

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