Strange Days

テレビを見るためにえらい大げさなシステムを構築しようとした件について

2008年12月17日(水曜日) 23時16分 テレビ 天気:雨

あらすじ:20年来連れ添ってきたテレビに先立たれ、運命に翻弄される竹本だった……。

 従来、PSX-アナログモニタ一式できれいにまとまっていたわけだ。これでゲームできたし、DVDも視聴できたし、録画も出来たし、もちろん普通にテレビも視聴できた。
 これを一時的に、PSX-PC(正確にはビデオキャプチャ)-PCモニタの形にした。これでも同じことは出来るが、テレビを見るのにいちいちPCを起動し、テレビ視聴アプリを起動し、それから外部入力チャンネルで見る、となんとも迂遠なことをしなければならぬ。素直にアンテナ入力をブランチして、キャプチャに入力した方が早いのだが、見るのは録画した番組ばかりなのでこうするしかないのだ。
 なんにせよ、この構成では使いにくいので、テレビ*1の購入を考えた。
 普通に地上デジタル放送用チューナーがついたテレビを買うと、20インチで6万円強という辺りか。しかしこれでは録画できない。別途地デジ対応のHDDレコーダーを買うと、さらに\6~70000という辺り。テレビ見るのに\120000かよ。ちょっとやってられないな。
 それくらいなら、今はリモートデスクトップ用に使っている件のPCに地デジチューナーを入れて、新しくモニタを買って視聴した方が良いくらいだ。こうすれば、とりあえずはHDDレコーディングの環境は整うし、DVDにもBlu-Rayにも焼けるしで、機能的な自由度は高くなる。またXPはリモートデスクトップで複数同時に接続できないのが不満なので、OSをWindows Home Server辺りにするというのも手だ。出先からリモートで入るということも可能になる。
 しかしこの場合、コンテンツ保護が設定された番組を見るために、モニタとのインタフェースも選ばなければならない。一番安くて、しかも新しいPCモニタまで手に入るのだが、使い勝手からいえば理想には程遠い。なんてったって、テレビを見るのにいちいちPCを起動するという状況を解消できないのだ。
 なんてことを思い悩んでいたら、こば氏から富士通ゼネラルのプラズマモニタをどうよという提案を頂いた。渡りに船とはこのこと。この際、そんなでかいモニタはうちのラックには載りそうも無いとか、そういった話はおいておこう。なんとかなるでしょ。
 問題は、純然たるモニタらしいので、チューナーが別途必要なこと。調べてみると、東芝のVardia RD-S502というHDDレコーダーが、型落ち品ということか\60000弱で買えそうだ。モニタにはコンポジット端子とコンポーネント端子がついているそうで、このHDDレコーダーにはD端子がある。Dとコンポーネントの相互変換は可能なので*2、接続は可能だろう。ということで、これを買ってタナボタモニタ+RD-S502で、地デジ環境がほぼ手に入りそうだ。デジタル信号を直結できないのは残念だが、はっきり言って地上アナログでも気にならないくらいなので、とりあえずはこのレベルでも綺麗さに泣くことになるだろう。
 よし、konozamaに発注だといきり立った自分を諌め、いま少し考えることにした。まだ余裕はある。S502が品切れになったとしても、新機種のS503との価格差は\15000弱だ。もう少し考えようと思う。


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