Windows7化の手を止め、境川に出かけた。また遊水地公園で翡翠を撮るつもりだった。今日はD90とFH20のどちらも連れてゆく。撮り比べるつもりだった。
生憎なことに、日暮れ時に川に向かうと、西空低くに雲が広がり始めていた。それと寒いなあ。EPIC号をぽたぽたと走らせ、遊水地公園の人道橋に到着した。が、今日は翡翠はお休みのようだ。見当たらない。
ビオトープを見渡せる、管理棟近くに移動する。遊水地はまだ工事が進展中で、どうやらビオトープの周りにも下りてゆけるようになりそうだ。
ここから水鳥たちを撮る。
D90で水際の奴らを狙った。FH20では、バタバタと飛び立って着水しようとしている奴を、
高速連写で狙った。どうだろう、解像度といい、明るさといい、D90の圧勝だ。撮像素子の特性が大きく違うわけで、ダイナミックレンジの差が如実に現れる結果となった。FH20は、シャッター速度を1/500s固定にしてISO感度増感(1600)という設定にしてある。これで被写体ブレはかなり改善できたが、画像が暗くなるのはやむをえない。夕暮れ時、準逆光という状況なので、日の高いうちに撮れば十分に明るい画像を得られただろう。逆に、D90では、飛び立った水鳥が着水する瞬間を狙っても、連写で5コマも撮れないので、FH20のように数十コマから選り取り見取りというわけにはいかない。かなり補完的な関係を築けそうだ。しかし面白いカメラだ。
夕陽の方は、既に雲の中にずっぽりはまっていたので、これというものが撮れない。それでも、しばらく眺めていたら、夕焼けらしきものが始まったので、
夕景を撮って締めとした。
EPIC号をサイクリングロード南端まで走らせ、帰宅。