Strange Days

Powershot Sx10試写&久しぶりのMaster XL

2009年04月12日(日曜日) 22時19分 デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 昨日、一昨日と外出して動き回ったので、結構疲労感が残っている。これは、疲労回復のポタリングに出かけなければと思っていた。それと、Powershot Sx10の試写にも出かけないと。
 などと思いつつも、午前中は録画の消化に費やしてしまう。モニタが来て見やすくなったからだ。こんなもん見ないのに、と思いつつも録画していた番組を、サッと見てはバンバン消去する。多分、過去1年分くらいの録画分を処理したのでは。
 午後、ようやく出かける気になった。自転車は、暖かくなってきたことだし、ロードに乗りたかったので、必然的にMasterXLだ。TCR-2のホイールは、まだ直してないからな。今日は北に、町田に向かうことにしよう。
 MasterXLは、今年の初めに整備して以来、まだ一度も乗ってない。いくらお座敷ロードとはいえ、たまには乗ってあげないとね。しかし粘つくような疲労感があり、追い風にも関わらずポタポタと走るのが関の山だった。
 町田のヨドバシに立ち寄る。思わずカメラコーナーをうろつく。藤沢のビックカメラよりも、こっちの方が充実しているな。Lumix GH1があったが、モックアップなのかビデオ出力につなぎっぱなしで触れなかった。G1に改めて触ってみると、いくらデジタル一眼としてコンパクトでも、Sx10よりはさすがに大きく感じるものだ。とはいえその差は小さい。まあ、レンズのズーム域を無視するならばだが。
 おっと、用件はここじゃない。オーディオコーナーに立ち寄って、接点復活剤を探す。部屋へのアンテナ入力が施工後30年は経過しているのではと思える旧来のタイプ*1なのだが、これが腐食の進行に由来すると思われる接触不良に悩まされている。引込み線は健在なのだが、壁の出力端子周辺に腐食が進んでいる。ブラシでかなりきれいにしたのだが、目に見えない腐食が残って居て、接続した同軸ケーブルにも腐食が進行してしまうようなのだ。これはもう、引込み線先端部を切り直すしかないかと思ったりもするのだが、それはえらい手間なので、その前に足掻いてみようという意図だ。接点復活剤はすぐに見つかったが、予想していたより高い。こんなもん、皮膜を落とすだけの単純なものだろうに。中には『塗るだけで音のバランスを調節できます』などという、あまりにも超科学的な売りのものも見える。なんとなくやばい世界を見た気がして、そそくさと立ち去った。いいや、帰路のケーヨーデイツーで探そう。
 帰路は境川ではなく、海軍道路に向かった。ちょうど日暮れ時なので、Powershot Sx10の試し撮りをしたかったのだ。Sx10は、ソフトケースに入れてストラップをたすき掛けにすると、なかなか背負いやすい。
 海軍道路の桜は完了していたが、まだ咲き残っている花も散見できる。
 20倍ズームの威力は、望遠端広角端でこれだけ違う。手ぶれ防止は強力で、望遠端でも手ぶれする感じは少なかった。あまり努力しないでも、ブレの無い画像を得られそうだ。
 落ちて行く夕陽を撮る。さすがに太陽周辺は飽和してしまい、飴のような謎物体に成り下がっている。とはいえ、その他の遠景、近景ともに、まずまずの絵だ。ちょっとざらついているかなと言う気がするくらいか。
 なにが嬉しいといって、操作性がFH20とは段違いなことだ。例えばマニュアルフォーカスは、背面のリング部を押してMFモードに切り替え、リングを回してフォーカスを出す手順だ。以前のように左右ボタンで調節するより、微妙な調節がはるかに簡単なのだ。このリングにクリック感が無いと、という声も散見されるが、僕の感覚としてはクリック感があっても無意味に思える。むしろ望遠、広角、左右に回せばどちらになるか掴みにくいのが、難点といえば難点か。
 AFもズームもかなり高速で、この点はデジタル一眼の普及機クラスにも劣らない。EVFはS3ISよりずっと進歩しており、見やすくなっている。Lumix G1を見てしまうとなあ、という観はあるけど。
 その後はケーヨーデイツーに寄ったが、接点復活剤の類までは置いてなかった。アマゾンで探すか。
 MasterXLの軽やかな走行感に酔いしれつつ、帰宅。


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