Strange Days

九州横断ツーリングを振り返る(場所編)

2010年05月06日(木曜日) 11時31分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:いいようです

 九州を飛び飛びではあるが横断したわけだ。

長崎
 見所が多かったし、食事も面白いネタが多そうだった。今回は市役所~グラバー庭園間しか見て回れなかったが、北の方にも観光資源はあるようだ。

島原
 島原城下は半日くらいで見て回れるくらいだろう。原城址の開けぶりが、かつての荒涼とした荒城の姿を思い浮かばせた。

天草
 ルートのせいもあるのだが、案外に走りにくくて、見所もそんなには無かった印象だ。時間を取れなかったので、次に行くならもっとじっくり走りたい場所だった。
 また上天草~本土間も、天草五橋などの見所はあったようだ。

熊本
 江戸期の雄藩というものは文化を育てるものだが、熊本はまた別格に感じた。路面電車が生きている街はいいね。また西南の役の舞台になったこともあり、近代史を感じることも出来る場所だ。今回は熊本ラーメンも馬刺しも縁が無かったのが残念。

阿蘇
 こういう雄大な地形を走るのは素晴らしい。ヒルクライムも案外に辛くは無かった。夏でも30℃を超えることは無いそうなので、意外に夏場に回るのがいいかも知れない。

臼杵
 国宝に成っている石仏群は、一見の価値あり。また臼杵市街自体も大友家以来の古い城下町なので、そこここに古を偲ばせる遺構が残っている。古い武士町なんかもあるそうだ。
 また阿蘇から臼杵へは、風向き次第だが基本的に下り基調の快走路だった。

別府
 何度も行ったよな。まあ地獄巡りはもういいかという思いだ。むしろ周辺の臼杵、湯布院、杵築を観光する拠点にいいのかも知れない。あちこちの町人湯を巡るのもいい。

国東半島
 見所が内陸部に、つまり坂の上に集中しているのが難点か。忙しないセンチュリーライドで通過するのではなくて、何日か掛けてぐるりと回ってみたい気持ちがある。

 今回の旅で一番良かったのは、熊本~臼杵と抜ける辺りだった。やはり阿蘇は別格だ。この辺りはまた旅してみたいところだ。


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