Strange Days

春の嵐と新BTヘッドホン

2011年04月23日(土曜日) 22時09分 暮らし , 音楽 , モノ 天気:春の嵐

 夜半から降り始めた雨は、同じく吹き始めた風とともに、かなりの激しさで窓を叩き続ける。暗い一日だった。
 さて、外出できんなあと思いつつ、布団でヌクヌクしていたら、郵便の人がようやく荷物を持ってきてくれた。モノはPhilipsのBluetoothヘッドホン、SHB-9000。BTヘッドホンとしては、SONYのBT-140Qを持っているのだが、耳掛け式で遮音性が低く、またケーブル部分の被覆が剥がれて断線しそうな気がしている。そこで、もっと丈夫そうな、こういうふつうな格好のヘッドホンを買ったのだ。
 ペアリングはよくある仕様になっている。再生/一時停止ボタンになっている右側面後方側を数秒間押しっぱなしにすると、ペアリング待機状態になる。そこでペアリングの相手に検索させれば、BT2.1以降ならパスコード入力も不要でペアリング出来る。
 音はパワフルで、低音域を予想以上に強調する設定になっている。強すぎるので、イコライザで高音域を上げ、低音域を抑えた。解像度はワイヤードな物に比べると足りず、ピアノやストリングスがシャリシャリとジャギーな感じに化ける。圧縮音源なので仕方ないものと思いきや、有線でつないだ時や、別の有線ヘッドホンのオーディオテクニカのATH-A900でならかなり抑えられるので、やはりBTでの通信時に要因があるのだと思う。
 もう一つ、バンドの圧が高すぎて、メガネを掛けているとだんだん痛くなってくる。長時間使用は辛い。
 大きな長所が、電波到達距離が長いこと。同じBT2.1+EDRという仕様なのに、BT-140Qでは通信断する距離でも、こいつはまったく途切れない。またスタミナの方も相当のもので、真夜中まで10時間ほど使ったのに、へこたれた感じはなかった。ってか、これは充電要求サインを出してくれるのかな。
 ともあれ、BT-140Qとは違った使い心地で、家で音楽聞きながらうろうろするという用途にはうってつけだと思う。ただし、遮音性が高すぎるので、緊急地震速報を聞き逃すかもしれないな。
 今日は一日中、断続的に雨と風が吹き続け、とうとう一歩も外出しなかった。


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