Strange Days

野良喫茶のススメ

2011年11月08日(火曜日) 23時02分 暮らし , レジャー 天気:くもり

 そういえば、かつてはよく野良喫茶をやっていたものだ。
 何らかの火器で、適当な場所で、適当な飲み物を作るだけの事なのだが。しかし、湯が沸くまでの間、ぼんやりと辺りの風景を眺めている時間はいいものだ。うん、またやろう。
 ということで、手許の野良喫茶道具を総ざらえ。効率的にはガスが最右翼で、中でもコンパクトさではJETBOILが最右翼ではある。が、ガスの燃焼するゴーッという音が、野良喫茶的にはいとわろし。
 音がしないのは、アルコールバーナーのトランギアと、固形燃料のエスビットだ。トランギアは熱量的に十二分だが、別途燃料瓶を持ち歩かなければならない点がわろし*1。その点、エスビットは携行便利で確実性は高いのだが、熱量が低いのが難点だ。風には最弱。しかし、このミニマムっぷりが野良喫茶に最もふさわしい。ということで、かつてよく使っていた。
 熱量が低いというのは、タブレットを複数使うとか、そもそも沸かす湯量を減らすことで対応できるのではないか。標準的なコーヒーだと120~200mlほども必要だ。しかし生姜湯なら100ml以下のパッケージが多い。スーパーで買った粉末生姜湯のパッケージは、必要湯量が90ml。これなら、タブレット1個でも難なく湧くのではないか。
 ということで、長年愛用しているチタンシェラカップを、エスビットポケットストーブの上に据え、100ml未満という程度の水を入れ、タブレット一個に着火した。
 室内で、風が弱い*2という好条件ではあったが、この程度の水なら3分程度でわく。まだタブレットは盛んに火炎を上げている状況だ。もっと水温が低くて、野外であっても、まあ茶を飲むに不自由がない程度の水温には出来そうだ。
 ということで、この週末はこれをポケットに忍ばして、どこかに走りに行こうと思う。境川かな。結局離れられんのか、境川から。


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