雨は上がりかけていたが、やはりポツリポツリと雨滴が落ちてくる。そんな中、ホテルから会津若松駅まで歩き、輪行で会津田島へと向かう。車中は通学の高校生が多かったが、満席になるほどでもない。車窓に流れる風景が、心楽しくさせてくれる。
会津田島に着く。列車の都合で、集合時間に1時間ほども余裕があった。駅の待合室で待つうちに、ポツポツ人が集まり始め、人が集まりきる頃には青空も覗き始めた。といいつつも、結構湿っぽい天気である点に変わりはないが。
引率の野田さんの指示で、まずは昭和村はからむし織の里に向かう路線バスに乗った。路線バスと言いつつも、ほとんどマイクロバスだったが。そこに一部輪行状態の自転車まで載っけたものだから、後半へは通行不能になる。とはいえ、我々の他は3名の乗車に過ぎなかったが。僕のポケロケは、これまた別便の車に載せた。
からむし織の里の駐車場に再集結し、そこから少し東の小学校跡で開かれていた、昭和村いちょう祭の会場まで自走で移動した。
この小学校、廃校されて実に30年以上という年季の入った廃校で、しかし
教室内は結構整理されていた。なんでも、つい最近に映画の撮影に使われたのだげな。
肝心の銀杏は、工程に2本生えているのだが、
この有様。もう1本は青々としており、見頃はもう少し先かと思われる。
昼食は、
会場の出店を目当てにしてきたのだが、なんと売り切れ続出状態。やっと焼きそばを確保し、更に全員分のカレーライスもせしめる。危うく食いっぱぐれる所だった。しかし、カレーは野菜がごろりと入っていてグー。飯は固かったが。
食後は、紅葉の美しい場所を拾いながら、昭和村の中をぐるり巡る。
山中の道沿いには、それぞれに紅葉した木々が繁っている。
山中には不思議な木がある。
この松は根本のところで大きく曲がり、まるで大岩に腰掛けているようだ。
この時期の
峠道は、やはり美味しい。
立ち寄ったお堂の一つで見たのが、この
大銀杏。なんというか、周囲の子どもたちが、一心に母を守っているという有様だな。
宿泊は、昭和村公営のしらかば荘。いい温泉なのだが、残念なのがボイラー故障でカランの湯が超ぬるいことだった。熱い温泉があるのに!
部屋では、持ってきたLavie Zで明日の天気その他を調べる。明日は好天に恵まれそうだ。