去年は募集が遅すぎて、こばさんとのふたり旅になってしまったが、今年は7名の部隊。去年のように、勝手気ままな旅とは行きませんことよ。
去年のしまなみ縦走は、こば氏との二人連れだったので、高い所に登ったりで、結構気ままだった。今年はそうも行かない人数だ。
ホテルをチェックアウトする。
ポケロケに、リアキャリアを着け、サイドバッグを載せる。金目の物は、いつもの防水ポーチに収めて、首に下げた。Finepix S1は、やはりこういう装備だと重いな。もっと軽いカメラで良かったかも。あまり撮りまくる余裕はないだろうからだ。
駅前に向かう。誰も居ねえ。しばらくすると、小十郎氏が現れる。が、その他は不明。なんで。
いつものしまなみ交流館に向かうと、受付はここじゃねえ、岸壁倉庫方面に行けという、そっけない看板があった。電話があり、こば氏らはそっちに居ると。合流する。岸壁倉庫に出来た
ジャイアントショップを、初めて目撃。場所的には、車道に面して入るものの、そこそこ交通量が多くて、東への車線の乗るのに苦労するので、従来通りのしまなみ交流館前が便利だったのだが。
さて、揃ったところで、向島への渡船の乗る。今回は、兼吉から上陸すべく、尾道渡船の乗り場に向かった。ごく狭い尾道海峡だが、船の交通量がかなりある上、山が迫っている関係で、2本の橋はいずれも高所に掛かっている。車以外には渡船が便利だ。車数台でいっぱいになる、小さなフェリーに見合った、
慎ましい桟橋が見える。
ここからしまなみ観光の旅は始まっている。すぐにあるのが、
大林映画のセットが残されている、通称兼吉のバス停。
今回の旅は、決して油断ならないものになるだろう。その予感は的中。200mも行かない
住田のパン屋さんで、早速盛大にトラップされる我々。まあ、ここの揚げパンは美味しいけど。
さらに100m走った
後藤鉱泉でも、おじさんと話しながら、ミルクセーキをごくごく。今日は熱い戦いになるぜ。
向島を南下して、南岸を回る。風も弱く、良い天気。
風光明媚だ。
因島大橋を遠望する、いつもの撮影ポイントも、外せない。そして、この直下に、
最初の途中チェックポイント。横に出ている店の柑橘系ホットドリンクとお菓子が美味しそうだったので、買い求める。うん、疲れた体に染みる!。
橋を渡ってすぐ、これは外せない
はっさく大福。外せないんじゃしょうがない。
こば氏に引っ張られて、潮流観測場側の裏道を通る。ここ、凄い急坂はあるのだが、それだけあって、車道からは見えない
こういう橋の眺めも。
我々は9:00に出発したはずなのだが、何故か既に昼だ。ということで、ここらで昼食場所を求める。多少の右往左往はあったが、途中で見かけた定食屋に入った。
豆腐ステーキの日替わりが美味しそうだったので。
プチ山岳戦をこなし、チェックポイントに。今年は、例年のはっさくまるごとプレゼントに変わり、地元中学生たちによる手剥きされたものが用意されていた。助かるなあ。
さて、山岳戦をこなしたので、腹も空いただろうと、中島のカフェオレ大福を。案外に、みんな着いてくるなあ。よく冷えているので、激走に暑くなった体に染みる。
坂を越え、なぜか長岡氏が待っていた
生口橋を超え、まあ昼も食べたことだしということで、ドルチェ本店に。新メニューの
ジェラード入りクレープを買ってみた。ジェラードは桜味。うまい。でも、外は意外に寒い。室内で、ぬくぬく食べた。
走り始め、実に数キロも走り通しの果てに、瀬戸田町に到着。しおまち通りが待っている。こんなに走ったんだからお腹も空いてるでしょうと、まずは念願の
玉木のローストチキン。ここ、匂いが素晴らしいので寄りたかったのだが、一人では食べきれ無さそうなので、通過してきたのだ。ついに念願かなっての一食。特製のタレが染みて、これだけでお昼ごはんになりそう。さらに、これも外せない、岡哲のコロッケ。だが、今回はあえてメンチカツ。これもジャンキーで美味。
この辺に故平山郁夫画伯の生家があると案内板にあったので、しばらく探す。
高根大橋の下辺りのはずだが。よくわからなかったので、近所の女性に尋ねたところ、ようやく判明。なんということもない邸宅だった。
多々羅しまなみ大橋を超えたのは、16:00を過ぎた頃。これなら、17:00のフェリーには余裕だ。北上し、振り返ると、
多々羅しまなみ大橋を遠望できる。
フェリーには余裕で間に合ったので、船上の人となる。
沈んでゆく夕陽が佳い。
大久野島は
うさぎ島。というわけで、チェックインするなり、ホテル前の広場で、うさぎたちと戯れる、いい大人たちの姿があった。今回、長岡氏がうさぎの餌にとセロリを持ち込んでいた。うさぎ共はよほど標準の固形餌に飽きていたのか、食いつきは良かったようだ。