今日は後半戦。大三島に再上陸してから、四国本土へと向かう。
今日も好天だ。ホテルの窓から朝日を見たかったのだが、微妙に左後方だったので果たせず。
代わりと言っちゃあなんだが、
うさぎとは遊ぶ。
さて、今日はまず大三島を走る。来た道を戻るのではなくて、盛港から反時計回りに周り、大山祇神社に出る腹づもりだ。そこまで、海岸線をヘコヘコ走り、やがて山岳戦に。途中の
展望台からの眺めが良い。
山を超えて、宮浦港に。途中、沖合を進む
巨船を目撃。S1のズームは、こういう時に威力を発揮する。船名と船会社名が確認できる。
宮浦港。しばし憩う。参道を進み、菅まんじゅう店に立ち寄ったら、なんと閉店。とうとう店を閉めてしまったようだ。ここの酒まんじゅうが、値段を措いても美味しくて、ほっこりできるので好きだった。愛惜の念に堪えない。
代わりにと言ってはなんだが、斜向かいの有名店、村上井盛堂に向かった。
銘菓神島まんじゅうの、しかもできたてを、焼き型から外したばかりのものを頂けた。焼きたての生地と、暖かな白あんがベストマッチング。
大山祇神社を参詣。僻地の、しかも名高い総社の一つであるがためか、
巨木の豊富な神社だ。
今日も胃袋に休憩時間はない。道の駅御島の駐輪スペース付近に、従来はなかった出店が出ていた。中でも、じっくり煮込んでいるおでんの美味そうなこと美味そうなこと。誘惑に耐え切れず、とうとうすじ肉、豆腐、ごぼ天と手を出してしまった。ついでに、並びの焼き鳥にも。もう、昼食はここで良いんじゃねえの?
しかし、先を急がねば、今日の宿はサンライズ糸山だ。山道に向かう、途中で教善寺に。もう少しで満開という、
枝垂れ桜。木は雄大だが、
花は可憐だ。
再び多々羅しまなみ公園に。その途中で、情け容赦無くボッコ製菓にも立ち寄った。今日も俺たちの胃袋はノンストップだ。自転車ラックが出来ていたのが良い。
もちろん、多々羅しまなみ公園でも、
じゃこ天を外すことはない。オム焼きそばも行っちゃおうかと思ったが、理性の声がかすかに聞こえたので、断念。しかし、
この橋は端正だ。みんな写真撮りたがるよね。
通過するだけなら、次の
大三島橋までの間は短い。渡った先の
造船所を間近に見上げる場所。クレーンマニアにはたまらない眺めだろう。たぶん。
造船所前の路地に寝転んでいた、
歴とした野良犬。おっと、起こしちまったかい。
もう、ここらで昼飯を済ませちゃおうと、道の駅マリンオアシスはかたで、
塩ラーメンを。これも悪くはない。2Fスペースは閉鎖されていて、もう地元の人たちの催事とかは望めそうにない。
伯方橋/大島大橋を渡り、最後の大島に。ここでちょっとした連絡の行き違いがあった。こば氏との内々の打ち合わせでは、ここの最後の亀老山展望台分岐までの上りをエスケープして、北岸を行こうと決めていたのだが、他の連中がどんどん先行してしまい、結局いつものルートを走りきり事になった。こば氏のみは北岸に向かったのだが、はぐれたと思って後続を待っていたところで、地元のおっさんとの、ちょっとした触れ合いがあったりしたのだが。
最後の下りを爽快に下り、ついに
来島海峡大橋を望む。例年に比べて余裕、と思いきや、太陽高度のせいで錯覚しているだけだ。一杯一杯でもないが、余裕はない時間だ。
巨大な橋だ。渡り切るのに、どうしても30分はかかる。それでも、サンライズ糸山に突入した時刻は、チェックポイント閉塞にまだまだ余裕はあった。
窓からの眺めは格別。
夕食は、今年は久しぶりに浜勝で。暮れなずむ港町を、
クレーンを横目に歩く。
浜勝では、最初は椅子のボックス席に通されたのだが、他の客が帰った畳テーブル席に移らせてもらい、さすがの料理に舌鼓をうった。大将の創作料理のたぐいも美味しいのだが、なんたって
魚が美味しい。普通に炊いても美味しいのに、出汁が繊細で魚の身を引き立てているので、卑怯なくらいだ。酒も進んでしまう。医者には控えろと言われているのでありますが……。
今日も楽しく、そして無事に走り切ることが出来ました。