Strange Days

春のしまなみ縦走2014二日目

2014年03月23日(日曜日) 23時01分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , , 天気:今日もいい天気

 今日は後半戦。大三島に再上陸してから、四国本土へと向かう。


 今日も好天だ。ホテルの窓から朝日を見たかったのだが、微妙に左後方だったので果たせず。
 代わりと言っちゃあなんだが、うさぎとは遊ぶ
 さて、今日はまず大三島を走る。来た道を戻るのではなくて、盛港から反時計回りに周り、大山祇神社に出る腹づもりだ。そこまで、海岸線をヘコヘコ走り、やがて山岳戦に。途中の展望台からの眺めが良い。
 山を超えて、宮浦港に。途中、沖合を進む巨船を目撃。S1のズームは、こういう時に威力を発揮する。船名と船会社名が確認できる。
 宮浦港。しばし憩う。参道を進み、菅まんじゅう店に立ち寄ったら、なんと閉店。とうとう店を閉めてしまったようだ。ここの酒まんじゅうが、値段を措いても美味しくて、ほっこりできるので好きだった。愛惜の念に堪えない。
 代わりにと言ってはなんだが、斜向かいの有名店、村上井盛堂*1に向かった。銘菓神島まんじゅうの、しかもできたてを、焼き型から外したばかりのものを頂けた。焼きたての生地と、暖かな白あん*2がベストマッチング。
 大山祇神社を参詣。僻地の、しかも名高い総社の一つであるがためか、巨木の豊富な神社だ。
 今日も胃袋に休憩時間はない。道の駅御島の駐輪スペース付近に、従来はなかった出店が出ていた。中でも、じっくり煮込んでいるおでんの美味そうなこと美味そうなこと。誘惑に耐え切れず、とうとうすじ肉、豆腐、ごぼ天と手を出してしまった。ついでに、並びの焼き鳥にも。もう、昼食はここで良いんじゃねえの?
 しかし、先を急がねば、今日の宿はサンライズ糸山だ。山道に向かう、途中で教善寺に。もう少しで満開という、枝垂れ桜。木は雄大だが、花は可憐だ。
 再び多々羅しまなみ公園に。その途中で、情け容赦無くボッコ製菓にも立ち寄った。今日も俺たちの胃袋はノンストップだ。自転車ラックが出来ていたのが良い。
 もちろん、多々羅しまなみ公園でも、じゃこ天を外すことはない。オム焼きそばも行っちゃおうかと思ったが、理性の声がかすかに聞こえたので、断念。しかし、この橋は端正だ。みんな写真撮りたがるよね。
 通過するだけなら、次の大三島橋までの間は短い。渡った先の造船所を間近に見上げる場所。クレーンマニアにはたまらない眺めだろう。たぶん。
 造船所前の路地に寝転んでいた、歴とした野良犬。おっと、起こしちまったかい。
 もう、ここらで昼飯を済ませちゃおうと、道の駅マリンオアシスはかたで、塩ラーメンを。これも悪くはない。2Fスペースは閉鎖されていて、もう地元の人たちの催事とかは望めそうにない。
 伯方橋/大島大橋を渡り、最後の大島に。ここでちょっとした連絡の行き違いがあった。こば氏との内々の打ち合わせでは、ここの最後の亀老山展望台分岐までの上りをエスケープして、北岸を行こうと決めていたのだが、他の連中がどんどん先行してしまい、結局いつものルートを走りきり事になった。こば氏のみは北岸に向かったのだが、はぐれたと思って後続を待っていたところで、地元のおっさん*3との、ちょっとした触れ合いがあったりしたのだが。
 最後の下りを爽快に下り、ついに来島海峡大橋を望む。例年に比べて余裕、と思いきや、太陽高度のせいで錯覚しているだけだ。一杯一杯でもないが、余裕はない時間だ。
 巨大な橋だ。渡り切るのに、どうしても30分はかかる。それでも、サンライズ糸山に突入した時刻は、チェックポイント閉塞にまだまだ余裕はあった。窓からの眺めは格別
 夕食は、今年は久しぶりに浜勝で。暮れなずむ港町を、クレーンを横目に歩く。
 浜勝では、最初は椅子のボックス席に通されたのだが、他の客が帰った畳テーブル席に移らせてもらい、さすがの料理に舌鼓をうった。大将の創作料理のたぐいも美味しいのだが、なんたって魚が美味しい。普通に炊いても美味しいのに、出汁が繊細で魚の身を引き立てているので、卑怯なくらいだ。酒も進んでしまう。医者には控えろと言われているのでありますが……。
 今日も楽しく、そして無事に走り切ることが出来ました。

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