Strange Days

第18回東京南会津サイクルトレイン初日

2014年06月07日(土曜日) 23時01分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:概ね雨で、少しくもり

 早朝に起床。出発準備をしながら、天気予報をチェックする。南会津は湿っぽそうだ。関東は、そもそもかなりの雨。気が重い。しかし、行くか。
 ポンチョを着込んで、駅まで走り、そこからは地下鉄、京急を乗り継いで、浅草に出た。途中、京急も乱れまくりであったが、結果的には問題なしだった。なにせ、この後で……。
 浅草でも、雨脚は結構強かった。サイクルトレインご一行様は、まるで戦火を逃れてきた難民のような体であった。ここまではまあ、雨のサイクルトレインではいつものこと。
 従来に無かったのが、『電車が出ないかも』というところ。なんと、東武の架線故障により、ダイヤが乱れまくり、我らが臨時団体列車たびじ号は、発車できないどころか、そもそも入線すら出来てないのだとか。見通しが立たない。
 仕方ないので、旧知の人々と雑談したり、雨霧にくすむスカイツリーを撮ったりしながら、その辺を彷徨く。
 待ちくたびれた10:00頃。やっと入線。駅に移動し、ようやく車中の一団となった。野田さんも、今回ばかりは胃が痛い思いだったろう。
 今回の大物。タンデムが2台参加している。ただし、福島県では、条例の解釈によっては純然たるタンデムが条例違反となるとかで、子供乗せ自転車としての参加だ。
 車中、多少鬱々しつつ、南会津に入った。その頃には、雨脚は止まっていた。が、時間がない。やむなく、マイクロバス1台に、運転手を覗いて15人分の自転車と人を詰め込むことになった。ギリだったが、Bromptonの大活躍もあり*1、なんと収まった。恐るべき稠密さ
 雨は上がっているので、峠は回避するとして、途中からなら走れる状況ではある。しかし、本来のスケジュールからの、3時間の遅れは致命的だ。只見の宿まで直行することになった。
 宿に荷物を置き、しかし走りたいだろうと、只見湖へと向かう。今回、Bromptonで来たのは僕だけ。残りはほぼロードバイクなので、追いつくのに苦労する。まあ、明日も雨だろうしなあ。
 只見湖の奥に見える、田子倉ダムへも上る。結構厳しい傾斜の坂を登り切ると、なかなかのご馳走だ。しかし、Bromptonでロードについて行くのは大変だ……いやいや、明日はきっと雨だ。
 宿に戻り、再建された町湯に向かう。川沿いにあり、先年の大雨で流されたものを再建したのだ。入ってびっくりしたのが、湯に入浴剤が投入され、緑色だったことだ。まだ温泉が回復してなく、単なるお湯で凌いでいるのだとか。
 宿に戻り、大宴会で気持ちよく酔ってから、爆睡。明日は、きっと、単なるバス移動になるよ、ね。


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