Strange Days

福井金沢周遊-金沢を歩く

2014年07月20日(日曜日) 23時53分 , デジタルカメラ 天気:概ね晴れ(金沢は)

 今日は、昨日達せなかった永平寺攻略に再挑戦するつもりだったのだが。


 朝、真夜中にコインランドリーを使っていたりしたので、結構不規則な睡眠時間だったにもかかわらず、いい感じに起床。外は晴れている。
 ならば、昨日果たせなかった、永平寺攻略に向かうか。そう思って、天気予報と雨雲レーダー図を見る。ところが、金沢は好天なのだが、福井はそうではない。むしろ、福井市の内陸側、つまり永平寺界隈は、どえらい雨の真っ最中のようなのだ。WP8用の雨雲レーダー画像閲覧ソフトRADAMEは、5時間後までの予想雨雲画像も見られるのだが、それによると午後遅くまで雨雲が掛かっているようだ。う、ううむ、午前中は東尋坊にでも行くか。しかし、なぜか東尋坊には魅力を感じない。それと、午後遅くまで粘って、結局雷雲などのせいで永平寺攻略を果たせなかったとなると、ダメージが大きい。
 ならば、今日は金沢市街地を見て回ろう。明日は好天の予報なので、永平寺は最終日だ。
 今日の行動を決すると、自転車は置いて、歩きで金沢市街地を周ることにした。
 ホテルは駅の直上にあり、改札口近くのエスカレータか、別にある専用エレベータでアクセスできる。これは便利。エレベータの傍の店で、朝食を取る。ワッフルが美味しかったです*1
 金沢駅は、北陸新幹線を睨んでだろうか、こんなでっかい構造物が設けられていた。
 金沢城方面に歩いてゆく。途中、市場を通過する。海産物主体で、活気がある。
 金沢城に着いた頃には、日差しもかなり強まっていた。雨雲レーダーによれば、永平寺の辺りは、まだ雨雲の下だ。明日までに晴れるかな。
 城内は広い。天守閣は江戸時代に火災で失われ、その後再建されなかったためもあるが、明治期に陸軍の旅団司令部が置かれたこともあり、練兵場として開けた土地が求められたためでもありそうだ。
 城の遺構は、ほとんど石垣くらいしか残ってなかったのだが、近年は櫓や蔵の一部を再建しつつある。屋根が白いのは、鉛瓦を使っているからだ。重くないかと思いきや、木で瓦を象り、そこに鉛板を貼ったものなので案外に軽いようだ。
 内部も公開されている。海外からの観光客が多かったなあ。広々とした城内と、適度な高低差のおかげで、櫓からの眺めは良い。
 金沢城に隣接して兼六園がある。今は道路を跨いだ陸橋で連絡している。中はあまり見通しの効かない、案外に細々した風景だ。これは川船をかたどった東屋
 見晴らしは良くないのだが、逆にそこここに隠れ家感があるのはいいな。せせらぎを見つけると、和む。
 園内にある邸宅が、有料だが良さそうだったので、入場する。成巽閣という。中庭が多く風邪も通るので、涼しい。
 歩きまわっていると、ようやく広い池に出た。秋は良さそうだなあ。
 そろそろお腹が空いたなあ。金沢21世紀美術館に寄るつもりだが、その前に食事したい。
 美術館の位置だけ確認して、その周辺の細い道を彷徨く。なにか食事できる店があるだろう、それも人の少ない、などという助平心を起こしての行動だが、無いなあ……。
 結局、観光客の多い繁華街の外れで、蕎麦屋に入った。ちょっと並んで待ったのだが、蕎麦が旨い! これは当たりだったな。蕎麦ビールはどうかと思ったが。
 金沢21世紀美術館に寄る。\1000にも関わらず、展示室は広く、多く、特にインスタレーションの充実ぶりが半端じゃない。このへんが人気の秘密か。
 最後に向かったのが、金沢市の東にある東茶屋街。商売気に溢れてはいるが、佇まいは良い。
 明日は、帰る前に、永平寺に。

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