今年も、座間のひまわり祭りに行ってきた。
もっとも、真っ昼間に外出する気には、全くなれず、太陽の悪意がやや和らいできた15:00頃になって、やっと出発したのだった。
ピナレロくんをのたのた漕いで、境川沿いにR246、そこから概ね日産座間工場の南方に出て、会場に入った。既に16:00の閉場後だが、もちろんひまわり畑は開放されていて、見るのに不自由はない。むしろ、観客が減って、写真には嬉しい。そういう事もあって、ひまわり畑周辺には、モデルを連れたプロかアマか定かではないが、カメラマンな人々が複数、うろついていた。
今日は、D7100に、16-85を着けてきた。本当はQX10も持ってくるつもりだったのだが、うっかり忘れてきた。
ひまわり畑は、去年よりさらにひまわりひまわりしている。去年は2面中の半分が、既に終わった後だったのだが、今年は全てが咲き揃っている。残念なことに、一部が台風にやられ、なぎ倒されていたことだ。それでも、まあ一面のひまわり畑と想像するのに苦労はない。
ふと、頭上を過る、
海自の機体を撮った。その時は、日の丸だけに目が行って、海自の中型機ならばP-3Cだろうと思い込んでいたのだが、後で見直すと双発機だ。するとこれは、YS-11。海自のYS-11は、既にC-130への機種転換が始まっているので、もうじき全廃になるはず。偶然とはいえ、いいタイミングで撮れた。
帰路、高鎌橋の北方で、夕日を見送る。それから、境川にまたがる、高鎌橋一本上流側の橋、小橋ながら境川橋と川を代表する名前を持つ橋を、自宅のある泉区方面に渡ろうとした。すると、
川面に映える夕日が、とても美しいじゃないか。週に数回通っているはずなのに、全然気づかなかった。実は、いつもは川面から離れた、橋中央の車道を通っていたので、川面に目が行くことがなかったのだ。ふと、本当にふと、川面はどうなっているのだろうと覗きこみ、気づいた。こうした、すぐそこに落ちている美に、なかなか気づかないものだな。