Strange Days

北海道東部ツーリング7日目

2016年08月12日(金曜日) 22時54分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:くもり(というか霧)

 霧多布から釧路へと向かう。できるだけ自走しつつも、適当なところで輪行するつもりだった。


 朝の霧多布はくもり。というか、霧が晴れない。おかげで涼しいが、スッキリした眺めも得られない。贅沢な不満ではあるが。
 昨日の走行距離は、大胆に輪行したにも関わらず、68kmに達した。納沙布岬を回るのは、結構しんどいのだ。
 宿を後にし、西に向かう。そういう時期なのか、あちこちで昆布を干す作業の真っ盛りだった。
 概ね、厚岸湾を抱えるようにして伸びる半島を走ってゆく。霧多布の近くには霧多布湿原が広がっている。木道を巡らせた自然保護センターがあったので、寄ってみた。展望台があり、湿原を見渡せる
 木道も歩いてみた。これは、キスゲの仲間かな。このナショナルトラスト、清潔なトイレと売店もあり、立ち寄るには良いところだ。
 湿原の縁の方からよっこらしょとよじ登ると、琵琶瀬展望台に着く。湿原を間近には出来ないが、遠望するには良い。振り返ると海も見える
 この先も、火散布沼や大小の湿原が広がっており、全体的に湿っぽい場所だ。昆布干しが多いのも、そういう土地だからなのだろうか。
 それほどアップダウンのない尾根道を走り、厚岸湾の口に近づいてゆく。華やかな黄色い花を良く見かける。身重なポケロケで、この風景の中を走ってゆくのだ。気分は良いぞ、重いけど。
 厚岸湾口の辺りに近づいたところで、時間があったのでしばし散策した。国泰寺という寺の辺りが史跡に指定されている。境内をうろつき、実はInressのポータルハックを稼いでいた。
 厚岸駅に向かい、ここから輪行する。北海道らしく、ひたすらまっすぐな線路だ。
 釧路到着。釧路は、根室以来の都会だ。しかし、駅から見えるこれはなんだろう。罪人を括り付けてぐるぐる回す拷問台ではなかろうかと思う。
 釧路駅は立派な構えだ。札幌が近づき、鉄路の重要性が増しているのだろう。
 今日の宿に投宿。ここには連泊し、明日は釧路湿原をうろつくつもりだ。

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