諸般の事情で年1回開催が定例化してしまったサイクルトレイン、今年は只見コースに参加した。
今回も浅草からスタート。東武浅草で、いつもお世話になっております団体専用列車"たびじ"に乗り込む。車上からは
スカイツリーが間近に見える。
車内で寛ぎつつ、たびじは一路、南会津へと向かうのだ。しかし、何度乗っても、
この光景は非日常だな。
会津田島から、
トラックに自転車を積み込んで、バスできらら289へ向かった。走り出してすぐ、
別コースの一団と行き会う。
きらら289で自転車を下ろし、この先は基本的には伊南川沿いに只見までフラットだ。
途中立ち寄った場所。ここは
酪農場だったかな。この日は新しくワイン醸造を始めた会社にも立ち寄った。他は古樹枯木、お堂の類を巡った。
こういうフラットな場所では、
リカンベントトライクが安楽そうでいい。
どこぞの名水の近くで記念撮影。今回、クリキンさん引率だったせいか、やたら記念撮影が多かった。
これがワイン醸造元での記念撮影。まだ市場に本格的に流しているわけではないようだ。ものになると良いな。
途中立ち寄ったお堂の一つ。周りに山川林が豊富にあることもあって、南会津の小堂は実にフォトジェニックだ。
途中、トマト園に立ち寄り、
大粒のもぎたてトマトを頂く。瑞々しくて、実に美味しい。会津は、何を食べても美味しい。
こうして見ると、やはりロードバイクが多いな。
山深い会津は、水の名所。湧き水も多い。ここは
道路下に湧いている水。豊富な水量のおかげで、秋の実りも順調だ。
稲穂は頭を垂れ、刈り入れ間近のようだ。
これは林中に立つ小社。篤い信仰心に支えられてきた証か、小社の割に鳥居が立派だ。
一旦、今日の宿のますやさんに荷物を置き、只見ダムへ。今回は
BD-1だが、これで間に合う程度の強度で助かった。
只見湖に初秋の夕日が落ちてゆく。当然、
記念撮影でしょう。あれ、俺居なくね?
ますやさんにチェックイン。夕食が楽しみだ。その前に風呂でしょう。再建された町湯に入る。ここの風呂は寛げる。寛ぎのあまり黄金色のシュワーッとする微妙にアルコール臭のする飲み物を呷った気がする。
さて夕食。ますやさんの名に恥じない、大ぶりの
マス、科の何かも出される。
部屋に戻り、早速布団で沈没していたら(アルコールに弱い)、テレビからカープ優勝の歓声が聞こえてきた。ムクリと起き、それを観測していると、周りの人から「おめでとうございます」と祝福されたので、例を言ってまた寝てしまった。夢かと思っていたのだが、どうやら事実だったようだ。