Strange Days

諏訪麦草2016初日

2016年10月07日(金曜日) 23時12分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , 天気:晴れ

 明日以降の天候を鑑みて、いきなり麦草に登ることにした。


 今年も麦草峠に登っておこう。そう思い立って、諏訪へと向かった。
 平日なので、地下鉄で桜木町、JRに乗り換えて横浜~八王子と向かう間、ラッシュアワーに巻き込まれる。幸い、桜木町では大した乗客ではなく、座れていたが。
 八王子でスーパーあずさに乗り換え。後は寝ているだけだ*1。幸い、寝過ごすこともなく、茅野で下車。
 小腹がすいたので、改札脇にある駅そばのくせにやけに美味い蕎麦屋で特そばを食べる。生麺を茹でているようで、時間はかかるが美味しいです*2
 朝イチに出たのに、駅そばやらMR-4の組み立てやらに時間を食い、もう11時間近い。ともあれ、登ろう。その前に、荷物を宿に預けておく。例によって茅野インターにほど近い宿だった。
 身軽になり、ようやく登り始める。だいたい、時間計測の開始点と認識しているこの看板辺りで、もうじき12時という時刻だった。まあ、なんかあってもまっしぐらに下れば良いのが麦草の良いところなので、登りきれたら帰るのに不自由はない。諦めても同じくだ。
 それにしても、ここの派出所は、日本有数の奇矯さだよな。
 メルヘン街道を蓼科に接近した辺りから、いよいよな登りになってくる。道路脇のせせらぎが涼しそうだ。
 この先、斜度は強まってきたものの、右見ても左見ても別荘地で、あんまり高所の峠に向かっているという感に乏しい。宿や店もそれなりにあるので、便利といえば便利だが。
 この、下り車線用の別荘地の看板*3が見えた辺りで、ようやく別荘地を抜ける。更に登った冬季ゲートを潜った辺りから、いよいよ情け容赦なくなってくる。10%無いだろうから緩い、なんて思っていたら、ヘアピンカーブで急傾斜があるので疲弊してしまう。最初から構えて、車をやり過ごしつつ、ヘアピンは大きく回らないと、すぐに足に来てしまうのだ。
 日向木場展望台からは、すぐ南側の斜面しか見えないのだが、本当にここは何を展望させたい。
 この辺で1本めの飲料ボトルが尽き、麓のローソンで買ったただの水、のつもりのボトルを開けたら、すかさずシュワーッと発泡。よく見ると、発泡水だった。これ、ちゃんと見分けがつく用に、もっとデザイン変えてよ。
 ヘアピンをやり過ごし、直線路をエイコラ登るうちに、植生がまばらに、見晴らしが良くなってくる、最後に緩い直線路に出て、間もなく麦草峠だ。しかし、この直線路を緩いからと言って加速すると、着実にライフを削られる*4
 やがて、おなじみの看板が見えた。今年も無事に、麦草に登頂できた。健康である証だ。寒すぎるので、すかさずウィンドブレーカーを着込んだ。登頂に要した時間は3時間半強。サブスリーを期していたのだが、吾輩には無理でござった。
 下りはサーッと一気に、じゃなくて、短く区切ってゆく。下り恐怖症もあるが、ブレーキをよく使うのでリムが熱してくるからだ。触ってもチンチンにはなってないので大丈夫だろうが、下りバーストは何度も目撃したので、ゆっくり下るに限る。下りつつ、雲が出てきて光が印象的な下界を撮る。
 蓼科辺りまでは、傾斜が強すぎて、下るには危険だが、そこを過ぎれば絶好の緩傾斜、落ちてゆく陽と競いながら、今日の宿に向かった。
 明日は雨りそうだが、どうしようかな。

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