Strange Days

諏訪麦草2016最終日

2016年10月10日(月曜日) 22時28分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れ

 今日は、行ったことがない八ヶ岳方面に行ってみよう。


 今日は気になってはいたが、行ったことがない、この看板の辺りを攻めたい。
 荷物は茅野駅のロッカーに置き、身軽にメルヘン街道に向かう。いつもの麦草登坂路の途中で見かける看板に従い、まずは八ヶ岳総合博物館に向かった。矢印の方向に折れ、あれ大学に向かってね? と不安になった辺りで、ちゃんと博物館に出た。中は八ヶ岳を中心とした、この山地の豊かな自然を紹介するもので、充実している。あまり来館者がいないのがもったいない。
 上層に行ってみると、なんでもプラネタリウムをやっているという。ありがちなドームがないんですけど、と思ったら、室内にドーム型テントを展開し、ステラナビゲーターで作った番組をプロジェクターで展開するもの。狭い空間で、10名で満杯になるくらいだが、吾輩ともう一家族、合計5人位入ったか。投影面が非常に近いので、独特の雰囲気があり、楽しめた。
 さらに八ヶ岳方面に走る。尖石遺跡という遺跡を中心に、例の国宝エロ土偶……いや縄文のビーナスが収蔵されている、尖石縄文考古館に向かう。尖石という巨石信仰の遺物らしき石から名付けられた、周辺一帯に広がる縄文時代の住居群の跡が発掘されている。広々とした、気持ちいい公園として整備されている。
 復元住居もあるが、ここはやはり周囲の山容を眺めつつ、縄文時代の暮らしに思いを馳せたい。
 考古館にも、もちろん入る。館内撮影禁止なので写真はないが、発掘物は豊富だった。縄文のビーナスは、仮面のビーナスと言われる三角頭の土偶ともども、メインホールにあった。駅前の複製品は拡大されたもので、実物はそう大きくない。縄文のビーナスは妊婦らしいが、仮面のビーナスは着衣の上、何故か女性器を露出させている。シャーマンだったのか、あるいは売春婦だったのか。
 昼食の宛にしていた、スープス八ヶ岳に向かう。それほど遠くはない。入店をちょっと待ったが、押し麦と野菜のチキンスープを注文。味がないのかというくらい薄味だったが、飲むほどに鶏の旨みが強まってきて、美味しい。
 駅に取って返し、駅そばをまた入れて*1はまかいじで横浜に戻った。今回も無事に登坂*2し、大社すべてを回り、新たに八ヶ岳方面にも足を伸ばせた上、温泉も楽しめたので、大いに満足だった。

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