Strange Days

宮古島で橋三昧(初日)

2017年04月07日(金曜日) 23時22分 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:雲多め

例によってマイルの有り余ったこば氏から誘われ、未踏の地沖縄へと旅立った。しかも、いきなり先島諸島の宮古島へ。

またまたこば氏から声を掛けられ、今度は沖縄へと旅立つことになった。宮古島だ。
 宮古島へは、ANA羽田直行便で2時間かかる。機上で食べる弁当を買って、乗り込んだ。空弁だ。
 沖縄は、未だに足を踏み入れたことのない、最後の土地だ。正確には、他の県だって新幹線で通過しただけとか、ザラにあるのだが。しかし、通過したことさえないのはここだけ。上空から見ると、島は程よくフラットで、自転車で楽しめそうだ。
 宮古空港は、いきなりトロピカルな装い。なんというか、気温と湿度が海を感じさせる。
 到着は昼過ぎだったので、まずは宿に荷物を置きに行く。市役所のある辺りの海に面し、でっかいリゾートホテルがある。ホテルアトールエメラルド宮古島。一大観光地らしい佇まいだ。
 到着が昼過ぎだったので、今日の行動時間は少ない。さっさと荷物を置くと、ポケロケで観光に出かける。今日は来間島に行ってくる。
 島はファミマが二桁あるくらいの栄えっぷりだが、しかし幹線道路を外れると鄙びた風景も楽しめる。
 途中、島にあるマイクロブルワリーの位置を確認し、割と内陸の道を走る。潮のにおいが強まった辺りで、突然甘ったるい匂いにむせそうと思ったら、製糖工場だった。その近くに、小さな石橋がある。ちょっと引っ込んだ場所に、周囲を茂みに囲まれ、アクセスしにくい場所だ。しかし、この池田矼(橋)は16世紀に造られた、古い石橋だとのこと。
 先島諸島にも神社はある。ただし、本土の神道のそれとは別の、この地の祖霊崇拝の色濃い、御嶽というもの。この下地神社もその一つ。かつては土地自身が神体であり、男子禁制だったらしいが、今はコンクリート造りの、なんとなく本土の神道の影響をうかがわせる形式の社が立っている。
 来間大橋の近くまで来た。空が曇っているのは残念だが、海の澄みっぷりは印象的だ
 来間大橋は、地方の島の長大橋らしく、ほぼ島の基準面のまま伸びているが、船道のために来間島寄りの辺りが持ち上がっている。小さな島で、サトウキビ畑が大きな面積を占めている。
 ホテルへの帰路、気になっているものをチェック。道の要所要所に、こういうキモい警官人形が立っているのだ。なんでも、宮古島マモルくんというらしいぞ。
 ふと海を見ると、沈んでゆく陽が雲間から光を注がせる、印象的な光景に邂逅した。明日は晴れて欲しいな。
 今回、うっかりUSB-Cなケーブルを忘れたので、三泊四日、スマフォの充電ができない危機的状況となった。そこでホテルへの帰路、島の内陸にある大きな電気店に求めた。まずベスト電器。大きめの店舗なのに、無い。全体的に5年前の品揃えという感じ。次にヤマダ電機に寄ると、ここでゲットできた。これからはヤマダ電機を信仰します。
 夜は宮古島の繁華街に繰り出す。魚系の居酒屋で、ラフテーだの島ラッキョウだの齧っていると、琉球紅型とかいった着物を着た歌い手のねーちゃんが、いい声で歌いだす。同時に謎の鳴り物を持たされて、強制参加。飯食わせてよ。まあ、楽しかったです。

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