Strange Days

今夜の観望

2000年03月19日(日曜日) 23時01分 星見

 予報では終日曇りという事だったし、チャットしながら宵の空を見上げると雲が多かったので、今夜の観望は無しだろうと思っていた。ところがチャットを抜けてふと空を見上げると、晴れ晴れと冴え渡る夜空である事よ。
 いい機会なので、望遠鏡に架台にちょっと手を加えた。手を加えるといっても、架台への赤道儀の取り付け方を逆に変えただけだ。従来は三脚の一辺が手前に来るようになっていたのだが、それを逆にして手すりの側に一辺が来るように変えた。こうすると、赤道儀の中心がより手すり側に寄り、天頂まで見渡せるようになるのだ。その代わり、手前の低い高度の天体を見るには、エレベータを上げる必要が生じた。こうすると振動に弱くなるのだが、致し方ないだろう。多少なりとも改善しようと、オプションで買ったストーンバッグを付け、適当な重しを載せてみた。多少、耐震性が改善されるようだ。
 早速、西空にかかっているスピカ(前にカペラと書いたが間違え)やアンタレスに向けてみた。満月間近の月が非常に明るく、明かり無しでも天文ガイド誌の星図を読めるほどだった。星図と見比べながら、ようやく今見ているのがスピカとアンタレスである事を納得した。しかしM4が見えないのは気持ち悪い。天頂近くのアルクトゥルスにも望遠鏡は向けられるので、観測範囲はかなり広まった感じだ。しかし都市の光害はなかなか難敵である。


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