Strange Days

赤道儀来る

2000年04月02日(日曜日) 20時51分 星見 天気:くもり

 昨日のオフ疲れか、起きたのはなんと15:00過ぎ。ちょっと出かけようかと思っていたのだが、もう無理だ。やはり昨日のオフの前に用を済ませておくべきだった。
 玄関のほうに行くと、ダンボール箱が三つほど置かれている。そういえば、朝方に寝ぼけたまま受け取った記憶があった。非常に軽い箱、軽めの箱、そして異常に重い箱だ、非常に軽いのはムーングラス。ものの5gもない代物を送るのにたいそうな梱包だ。軽めの箱は赤道儀を支える三脚で、重いのはその赤道儀だ。いったい、中に何が入っているのだろうと思いつつ、それぞれ開梱してみた。
 三脚はがっしりした幅広のもので、BORGに着いてるカメラ三脚よりもはるかに剛性が高そうだ。赤道儀はVixenのGP赤道儀で、赤経モーターだけつけた。重量の多くは、実はカウンターバランス用の錘だということがわかった。本体はそれなりの重さで、100EDをしっかり支えてくれそうだ。サイズ的には、8インチのシュミカセぐらいならなんら問題なく支持してくれるだろう。
 赤道儀を三脚に載せてみた。総重量はBORGのフルセットをはるかに凌ぐ。これを持ち歩くのは骨だろう。心配だった三脚の展開面積は、実は背が低いためにBORGのものと変わらない事がわかった。その上に大きなGP赤道儀が載るので、結果的に支持位置はBORGの現状と大差ない。
 赤道儀にはなんと極軸望遠鏡が内蔵されている。思ったより奢った仕様だったようだ。
 さて、これに100EDを載せてみよう............だめじゃん。BORGの鏡筒バンド側取り付けプレートと、赤道儀の取り付け部のサイズがぜんぜん合わないのだ。BORGのほうはすべてコンパクトに作ってある。
 BORGのカタログと赤道儀の説明書をつき合わせてみると、Vixenのアリミゾプレートと、BORGのそれ用鏡筒バンドを買わなければならないようだ。というわけでこの組み合わせを試せるのは次の週末になりそうだ。
 しかしこのGP赤道儀、ベランダにセットするのに手間がかかりそうだ。やはりBORGの軽さはなにものにも代えがたい。GP赤道儀は時間に余裕がある週末に活躍することになりそうだ。


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