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Strange Days
2001年07月22日(日曜日)
17時35分
自転車
一眠りして、昼頃からまた町田まで、境川サイクリングロードで出かけることにした。今日はBD-1で行ってみようと思った。
昨日のハンガーノックにやられちゃったよ事件の対策として、出かける前の昼食は入念に摂った。といってもカレーを食っただけだが。昨日のたこ焼きのみ昼食というのはまずかったよなあ。いや、たこ焼きはうまかったけど。
まずは昨日と同じく、長後街道と境川の合流点まで走る。この辺はもう慣れたもんだ。しかし、街灯の支柱はなんとかして欲しいなあ。
境川サイクリングロードを北上して行く。ほどなく、最初の休憩を取った。長後街道を疾走するのに消耗したのだ(根性無しめ)。
バックパックから水を取り出して飲んでいると、南から妙に低い自転車がやって来た。ちびっ子チャリダーか? いやいや、なんとリカンベントだった。走ってるリカンベントは初めて見た。車高が異様に低かったので、BikeEでは無いように思った。あっと言う間に去って行く。
しばらく休憩して、ゆっくり北上を開始した。大和市まで順調に進む。一般道に入ったところで、道端の自販機でコーヒー・オレを買って飲む。どうしても飲みたくなったのだ。今日は熱中症に注意して、体温と心拍があがりすぎないように、また水も摂りすぎないように注意していた。ハンドル前のボトルに入れたポカリはほとんど減らない。
道はまた自転車道になり、そして未舗装区画に入った。小径でセミスリックのBD-1では不安だったが、なんということも無く進んで行く。ガレがほとんどないので、さしたる衝撃もない。しかし、たまに小さなガレを踏んでしまったとき、ガツンという衝撃がハンドルに入ってくる。パンクすることはないにせよ、心臓に悪いし、ハンドルも取られやすい。
途中、道端の自販機でまたしても休憩。休んでばっかりやんけ。いや、今日は無理しない方針だ。その自販機の周辺には、野良猫が数匹群れている。前回も見かけた連中だ。人がいても逃げやしない。どうも餌付けされているような感じだ。こっちも猫の側に座り込んで、飲み物をゆっくり飲み干した。木陰で、体温が徐々に下がって行く。
猫どもの頭を撫でてやる。全く気にも留めてない。
また走り出し、やがて町田に到着した。昨日の今日、どころか一昨日昨日の今日なので、ここで引き返すことにする。JR町田駅裏のポプラで、飲み物とシュークリームを買った。
帰路、町田近郊にあるアパート裏手のベンチに座り、シュークリームを平らげた。そして体温が下がるのを待った。再び走り出し、順調に進んでいった。
大和に入った辺りだったろうか、前方から来たミニベロとすれ違った。特徴的な後ろフレームからすぐ分かった。Bike Fridayだ。ドロップハンドルだったので、ポケットロケットだろう。さらに、泉区に入ったかという辺りで、川縁に休んでいるおじさんと、その自転車を見た。銀色のミニベロには、DAHONの文字が見えた。Heliosだろう。
泉区の自転車道にはいるかどうかという辺りで、親子連れのMTBerに抜かれた。お父さんと息子(?)、もしかして娘かもしれないが、二人とも結構なハイピッチで抜いていった。その時は気にせず抜かせた。
ところが、自転車道に入ってまもなく、なぜか再び同じ親子連れに抜かれたのだ。回り道していたのだろうか。ここで闘争心に火が着いた僕は、BD-1でその親子連れを追い始めた。
30km/h巡行くらいだろうか。それにBD-1で追いつくのは体力が要りそうだったが、いざ追いかけてみると意外に簡単に追跡できた。もっとも、ギアは6速に入りっぱなしだったが。高回転を維持するより、少し踏むような運転が楽な場合もあるようだ。
結局、その親子を長後街道まで追跡し、お別れ。あっちは気づいた風もなかったが。
立場への帰路、泉区の区役所を過ぎた辺りで、小さな祭りと行き会った。結構、こういう古い習俗が残されている場所のようだ。
05時34分
星見
天気:晴れが続いておるようだ
昨夜はあまりよく眠れなかった。寝苦しい暑さが、エアコンに守られた部屋の中にまで染み込んでくるようだ。気分転換に、アパートの前に出て、夜明け前の東天を見た。ひときわ派手に輝いているのは、明けの明星、金星だ。その周囲に、その金星に率いられるようにして、昴、ヒアデスの2大星団、土星が、少しはずれた位置に木星が輝いている。『おまえ、見た目は派手に決めちゃいるが、太陽系最大の惑星はあくまでも俺なんだからな』と、木星が金星にぶつぶつ不平を垂れているようだ。プレアデス星団は、今朝はすっきり見えた。ヒアデス星団の雄大な展開も見事。そこにひときわ際だつ宝石のような金星が入り込んでいる。
さて、目を天頂近くにやると、おや、カシオペアの"W"が。それを目印に空を慎重に眺めて行くと、アンドロメダ座でぼんやりした光の塊を見つけた。アンドロメダ大星雲。これは、都会の空にも負けずに、その姿を見せてくれる、数少ない系外銀河だ。ちょっと天頂に近すぎて、経緯台では追いきれないかもしれない。