別に、探すまでもなく夏なのだが、ジリジリと暑い神社や寺の境内で、蝉の声を聞きたくなった。ピナレロくんの試走も兼ねて、境川を南下していった。
遊行寺に行くのだ。空がアホみたいに蒼い。
遊行寺の境内は、しかし意外に蝉の声がうるさくない。広すぎたか。奥まった
宇賀弁財天の辺りは、流石にだだっ広くもないので、蝉の声密集性が高まる。
鐘楼の辺りをうろついていたら、小さく俊敏な姿が、枝から枝へとぱっと渡ってゆく。
リス、たぶんタイワンリスか。
境川まで引き返す。新タイヤの印象は、ミシュランProシリーズに近く、コンチネンタルのGrandprix4000系よりはずっとしなやかで乗り心地が良い。このクラスになると、ひどいタイヤはまず無いだろうから、予想通りの属性だ。個人的には、コンチネンタルの硬さは苦手だ。
空に雲が全く無く、夕陽は余裕かと思いきや、日没間際に湧いてきた雲に、
飲み込まれてしまった。空に雲の影があるうちに、
鉄塔ポイントを写真に収めた。
次のタイヤは、またミシュランか、あるいは別のメーカーにするか。いろいろ試してみたい。