夜、帰宅すると、ドアノブにクロネコメール便がぶら下がっていた。はて、心当たり無いなあ、と思いつつあけてみると、差出人はVis-a-Vis。なら心当たりありだ。大容量バッテリーの蓋に関してクレームをつけたら、同様の問い合わせが殺到したらしく、『すぐに代わりの蓋を作ります』という返答があった。それが早速届いたらしい。
早速、新しい蓋を取り付けてみると、なんら問題なく大容量バッテリーが使えるようになった。3倍容量なので、サバ読みとしても使用時間は倍に伸びたことになる。多い日も安心。
悪寒は夜中になっても治まらず、とうとう発熱する。真夜中に起きて、生姜湯を作ったり、薬を飲んだりしたが、あまり回復しない。朝になって、外の雨を見て休むことに決定。脳内閣議の決定を会社に伝え、また寝る。15:00過ぎまでひたすら眠る。汗をかいては着替え、というのを繰り返していたら、昼頃には熱も下がり、やがてようやく食欲も湧いてきた。半日くらい、なにも食べてないな。
境川に向かい、なんとなく湘南台の湘南家でラーメンを食らった。家系ラーメンは、たまに食いたくなる。
さて、湘南台の地下鉄高架のすぐ南には、かつて梅林があった。しかし梅の木は切り倒され、今は荒地になっている。ここも宅地になるんだろうなと、身勝手にも悲しい思いをしていたものだ。
この荒地で
夕陽を撮っていたら、猫が二匹寄ってきた。そのうちの
白っぽい三毛が、やたら人懐っこい。何もしないでも寄ってきて、体を擦り付けてくる。人馴れしてるなあと思っていたら、散歩のおばさんが『ええか、ええのんか?』などといいながら、餌を置いていった。なるほど、これで慣れてるのね。ここはいい猫分補給ポイントだ。後は犬分も補給したいところだが、犬にはたいてい飼い主がいるし、居ない奴は社会性危険動物にクラスチェンジしてしまっている。
帰宅して、Libretto L3のチューニングその他を行う。チューニングったって、レジストリをいじって、不要なアプリやサービスを削除しまくるだけなのだが。しかし意外に効果があり、起動の遅さにさえ耐えれば、まだまだ使えそうに思えた。枕元からPC横に移動させ、サブ機として使う気になった。
その他、の方は、またアマゾンで買ったCF Type1の無線LANカードを、これも出番が無くなりそうなシグマリオン3に設定してみたのだ。いちおう、P-in 2PWLはあるのだが、これがWEPまでしかサポートしてない。新しいカードならと思い、1500円弱のPlanexのものに手を出したのだ。
しかし、これでもWPAはサポートしてないのですと。ってか、この制限はCE.net 4.1に由来するものなのね。仕方ない。通常はWPAで使って、シグマリオン3を使いたい時にだけWEPに切り替えよう。幸い、切り替えは簡単だ。
そういうわけで、これは負けだったかと思いつつ、台所でシグマリオン3を使っていたのだが。こ、これは、速くなっている。いや、回線速度が802.11bの11Mbpsから11bgの54Mbpsになったのは知っていたが、全然違う。具体的にはYoutube動画の再生が。前は完璧な紙芝居だったのだが、今度は少し処理がもたつく程度で、スムーズに再生されている。うーむ、想像以上に、回線速度に引っ張られていたのだな。
Loox Uが来て、シグマリオン3の出番は無いかと思ったが、0スピンドルの強みと、起動爆速のアドバンテージは大きい。旅行ではLoox Uの出番だろうが、近所をほっつき歩くくらいならシグマリオン3もまだまだ現役で行けそうだ。
昨日のオフの後、正確にはR134から引地川に抜けた辺りで、なにやら喘息に似た症状に悩まされ始めた。胸の奥が過敏になっていて、深呼吸できないのだ。なんでかなー、と思いつつ帰宅して、しばらく横になっていたら回復した。そうか、これは花粉症ですね。春先のスギ花粉の場合、あまりに刺激的なので目鼻がまず刺激され、そもそも深呼吸する気になれない。しかし秋のブタクサなどは刺激が軽微なので、普通と変わらず深呼吸してしまう。結果、胸の奥までアレルゲンを溜め込むことになり、喘息様の症状を呈した、というわけだ。うん、気をつけなければ。症状が軽くても、マスクを着けような。
さて、今日はLoox Uなどの大物が届く。なので、夕方に軽く走って帰ることにする。雨の心配が無かったので、自転車はコルナゴ様にお出で願う。
境川を気持ちよく下り、折り返しの休憩所で一服。ふと、Loox Uの届く時間はいつだったかなと思い返し、Willcom03でメールをチェックしてみた。18:00~20:00か。19:00からだと勘違いしてたぜ。ちなみに今は17:30を回ったところだ。30分弱で13km。ちょっとやばいねえ。
急いで取って返し、遊水地から天王森経由で市道環4に、さらに長後街道を突っ走って帰宅した。アパートの階段を登ると、ちょうどペリカンのお兄さんが、僕の部屋にピンポンダッシュを仕掛けるところだった。無事にLoox Uを受け取る。
続けてきたクロネコからも荷物を受け取り、今日のブツはすべて無事に受領できた。
Loox Uを取り出す。これは小さい。初代のLibretto20に匹敵するサイズではないか。Libretto L3に比べると、面積で60%程度だろう。小さいので、ずっしり重く感じる。が、持ち比べると、やはりLibretto L3よりずっと軽い。シグマリオン3よりは重いが、横幅はより小さいのだ。その代わりに厚みと奥行きはある。
Windows Vistaの設定に延々と掛かるが、ポインティングデバイスが思いの外に良くできていて、意外にもストレスを感じない。Vistaが"重い"とはいえ、Libretto L3で走らせていたWindows2000だって、そう軽くは無かったぜ。Vistaのチューニングノウハウも、世間様ではかなり蓄積されてきたようなので、この点ではあまり心配してない。
しかし、これを買って、何をするつもりなんですかね、この男は。
Willcom03は、節電への考慮がそれなりに行き届いていて、普通に使う分には一日で電池が無くなるほどではない。しかし、長時間にわたって回線接続すると、かなり激しく消耗する。またスリープモードにしておいても数日放っておくと、さすがに電池が無くなってしまう。平常では不満を感じないが、激しく使ったり、充電の機会が無い場合に不安だ。そこで、予備電池を買った。Vis-a-Visの"スーパー大容量バッテリー"という奴だ。それが早速届いたので、取り付けてみたのだが……。
これ、蓋が完全に閉まって無いぞ。オリジナルに対して3倍容量という代物なので、厚みが倍増している。当然、オリジナルの蓋では閉まらないので、物凄い形状の蓋がついている。ところが、それでも微妙に収まりきってないのだ。僅かに浮いていて、側面が閉まりきらない。そこで上からエイヤと押さえると、パチンという音とともにようやく蓋が閉まりきった。
これで使えるかと思いきや、この状態では通電しない。さらにUSBに接続しても充電が始まらないのだ。
オリジナルの電池、蓋と取り替えながら試してみたところ、オリジナルの電池、ぽってり蓋の組み合わせでは使える。端子からは3.7Vくらい出ている。というわけで、使えそうなのだが、なぜか使えない。
オリジナルの電池を入れ替えているときに気づいたのだが、Willcom03は電池蓋が閉まって無いと使えないようだ。どこか、蓋を閉めたことを感知するスイッチが隠されているはずだ。それが、新バッテリーだと微妙に蓋が浮くため、うまく押されないのではないか。
怪しいのは、USB端子近くにある小さな穴だ。オリジナル、新バッテリーそれぞれの蓋に、この部分には奥まで入り込む小さな突起がついているのだ。これが原因かな。
ともかく、使えないのは確かなので、Vis-a-Visに問い合わせていなければ。あるいは、電池の角を少し削るかだが、エネルギーの塊であるLi-ion電池にそれは怖い。Vis-a-Visの回答を待つことにしよう。