狩りといっても自動小銃も霞網も無い方向で。
今年は秋に奥湯河原まで上るツーリングを企画しようと思っているのだが。しかし、いつもいつも紅葉亭では何だよな。食事は湯河原駅周辺で済ませてしまい、後は温泉を渡り歩くというのはどうか。そう思い、日帰り入浴できる場所を求めて、地図を舐めるように見ていたと思いねえ。
万葉公園の北西、やや山上に位置する辺りに、どう見ても住宅地としか思えない区画があるのだが、そこにレストランの記号と"せきね"という名称だけがあるのを発見した。なによ、これ? 繁華街からはえらい離れていて、こんなところに店舗を構える酔狂な人や企業がいるとは思えない。
調べてみると、実際にここ
せきねはそば、和食を中心とした料理店で、ここに居を構えたオーナーが、自宅を改装して店にしてしまったものらしい。
レポートを読むと、蕎麦屋なのだが、多国籍料理店の観があり、特に水餃子は美味極まり無しだとか。ほんまに蕎麦屋ですか、ここは?
しかし、俄然興味を持った。
紅葉亭で天ざる蕎麦を頼むと、それだけで1900円だが、せきねは昼のコース2500円でそば、水餃子、各種小皿にデザートまでつく。なんだか、すげえリーズナブルに思えないか? 場所的に万葉公園の奥の方なので、登りはきつくないはずだ。これなら奥湯河原の激坂に尻込みしていた層も、呼び込めるかもしれない。
ここからさっさと帰るのはつまらないし、どこかの日帰り温泉に寄って帰りたいよな。万葉公園近所にはここめの湯という入浴施設があるのだが、あえて外し、
ゆとろ嵯峨沢の湯に寄ってゆく。それから走り足りない人は小田原に、そうでなければ湯河原駅から帰る、と。
せきねのキャパシティがどれほどか分からないので、日曜日にでも偵察に行ってこようと思う。