Strange Days

2001年10月20日(土曜日)

境川北上

19時04分 自転車

 昼飯を食って、久しぶりに境川を北上するつもりで走り出した。いや、もちろん自転車に乗ってだ。飯食ってどんぶり持ったまま裸足で走り出したらそりゃアホだ! もちろん、自転車に乗るときにもどんぶりなど持ってない。そんな器用なことを試みたら、たちまち転けてしまうからである。
 今日は馬車馬MTBのハードロック号で出撃。ひたすら走るつもりなので、速乾素材の長袖Tシャツ、チェックのシャツに、ヒップバッグを背負って出かけた。もちろん、パンツもズボンも履いている。
 今日の目的は、前に北上したときの限界地点がどこだったかを突き止めること。それと、かなり鈍りはじめている体力を取り戻すことだ。
 一時、盛んに乗っていたときのような、体の切れは無くなってしまっているようだ。最初の頃は、時速20kmを維持するのが精いっぱいだった。それが、町田に近づくに連れ、だんだん25km以上にまで上げられるようになった。ギアチェンジは少なめに。信号待ちなどからは、ダンシングでダッシュだ。しかし、これが後で祟ることになった。
 出かけるときにヒップバッグに納めたのは、500mlの水ボトルだけ。これを意識的に消費しなかったら、町田を過ぎても数口分しか減ってない。夏だと、既に1本消費して、次の1本というところだったろう。それくらいに汗をかかない。
 町田を過ぎ、古淵に向かうと、散歩を楽しんでいるらしい中高年のカップルが結構目に付いた。それも古淵辺りまでだ。ここを過ぎると、道はダートばかりになってしまう。しかし、それも趣があって良い。
 やがて、ここまで車道と化したりしながらも続いていた川縁の道が、『工事中』の看板に遮られた。ここが北上の道が中断された地点だ。ロカティオで調べてみると、ほぼ淵野辺駅と矢部駅の中間辺りだった。かなり北上していたのだな。ここから橋本までは、町田に戻るまでよりもやや近いくらいだ。そして、橋本のさらに向こうに、憧れの境川源流地帯がある。一日頑張れば、もう射程内といっていいだろう。いつか、やってやるぞ。
 さて、帰路は専ら左岸を走って帰ったのだが......。膝が、膝が痛む。ダンシングダッシュや重いギヤの踏みすぎだろう。結構消耗した感じだ。体の節々に痛みを感じつつ、アパートに戻った。

BD-1赤化計画発動

12時03分 自転車 天気:快晴

 前から、BD-1のコンポーネントを、今のAceraからXT辺りに替えてしまおうと考えていた。Aceraは操作感にどこかがさつなところがあり、例えば4速から5速に切るとき、なかなか入らない、なんてことがあったりする。XTへの換装に掛かる費用は、工賃込で5万円程度と高くは無さそう。でも、BD-1の買値の半分以上ではあるのだが。
 いっそのこと、自前で出来ないかと思いつつネット土左衛門と化していたら、面白いことに気づいた。コンポーネントや自転車のパーツには、赤い色のものもかなり用意されているのだ。例えば、シマノからは赤い色のブレーキ、ブレーキレバーがリリースされている。僕のBD-1のタイヤは、今はPanaracerの赤いのを着けている。いっそのこと、グリップとバーエンドバーも赤くすれば、などと前から考えていたのだ。
 そこで、BD-1赤化計画発動だ! そう、BD-1の生産地である台湾を、我が赤色革命戦士のテロで中国共産党支配下に!(待て危ないぞそれは) いやそうじゃなくて、BD-1のパーツ類を出来るだけ赤くしちゃうぞという行き当たりばったりの場当たり的な緻密窮まりないザル計画だ。パーツ類は、まずは最近良く利用するサイクルベースあさひでめぼしいものを入手するのだ。
 どこまで赤く出来るかというと、バーエンドバー、グリップ、ハンドルバー、(アヘッドステム化すると考えると)アヘッド、ブレーキレバー、ブレーキアウターケーブル、ディレイラーアウターケーブル、ブレーキ本体、ブレーキシュー、ペダル、サドルといったところだ。後はクランクがなんとかなれば、というところだ。
 以上のものに加えて、これらは赤くしようが無い、スプロケットなども併せて発注した。発注しちゃったのかよ! したのである。
 これらが届いたら、BD-1赤化計画第一段発動なのである。その先は、クランク、キャリア、といった、銀色の部分をなんとかしちゃうって寸法だ。渋いグラファイトのフレームに、赤いパーツ。ぅぅ、俺ってセンスいい!(いいのかそれで?)