しかし、『野戦』と『夜戦』では聞こえでは差がないのに、同じ分野の言葉なのは困ったものだ。擬似漢語の欠点ではある。あるいは、これらが作られたであろう明治期の軍事の場では、『のせん』、『よるせん』などと言い分けていたのかも知れないが。
さてさて、Bromptonの夜戦艤装なったこともあり、春分の日の夕方にBromptonを持ちだした。MR-4改装のために、白いアウターが欲しい。丁度いい位置にコギー藤沢店があるので、そこまで往復することにした。
道すがら、ようやくの春到来をカメラに納めてゆく。
いずみ野の菜の花は満開で、桜との共演を待つだけだ。問題は、桜の開花がいつになるかだが。
いったん、境川を南下してゆく。なぜか、以前より走行感が軽い。フロントハブのベアリングは上質なものになったろうが、むしろ重量は増えているはず。しかし走行感は軽やか。謎だな。
コギー藤沢店に立ち寄り、ちょうどお誂え向きの白いアウターがあったので、インナーと一緒に買う。ちょっと店構えが変わっていた。
境川に戻り、夕景監視ポイントに。清水製餡所の直売所が開いてたので、てまり焼きを買ったのだが、残り2個で『白あんと黒あん1つずつ』とおばさんが宣うので、2つ買った。が、実は2つとも白あん。まあ悪くない。
電装品の取り付け位置が目立たない部位なこともあり、
Bromptonの面構えに大きな変化はない。
LEDライト自体も、それほど大きなものではない。
夕陽は、ちょうど観測点からすると、陽の落ちる辺りの丘に雲が集まってしまい、あまり楽しい眺めでも無くなった。が、諦めて走りだすと、
鉄塔の向こうに沈む印象的な光景を目に出来た。
桜に注意しながら帰宅する。
桜の眷属は、もう花開き始めていたが、ソメイヨシノ自身は全くだ。こいつら、気が揃ってやがる。
さて、日が落ちきったので、ライト全開で帰路をひた走った。これはいいぞ。非常に明るいのだが、散光パターンが考えられていて、上方への光をカットしているので、対向車(者)もこれなら安心だ。それでいて、それほどギアが重くならない。うん、素晴らしいぞ。
これなら通勤に使える。いや、通勤にこそ使いたい。