Strange Days

神様に合う準備

2005年07月01日(金曜日) 23時07分 音楽 天気:良くないね

 明日のJeff Beck来日公演に備えて、予習をしておこう。
 Who Else!より後に出たアルバムは、まだ買いそびれている。ここ数年、CD購入欲が激減していたからな。でもそれ以前のオフィシャル音源は全部持っているし、全て聞きまくっている。最近のアルバム主体で構成されたら、着いていけるか不安だな。
 もう一つ、こぐ氏にいただいた、BS2で放映されたという貴重なライブ映像が手許にある。'99年の来日公演のものらしい。ダビングしたDVDを頂いて以来、なかなか見ることが出来なかったものだ。
 通して見る。おー、すげえ、ジェフが動いてるよ!*1。こぐ氏が『テクニックの介在を感じさせない』と評した画像だ。確かに、特段にテクを弄しているという感じではなくて、『俺、ふつうに弾いてるよ?』と嘯きそうな、でも出してる音は物凄くカコイイ、そういうスタイルだった。一言でいってカコイイ。もう少し付け足すとすげえカコイイ。
 ちょっとぶったまげたのが、セカンドギターがいたこと。というか、ほとんどkey.の代用として機能している。確かなテクを持っていて、手数の多さはジェフ以上だ。ジェニファー・バトゥンというこの女性ギタリスト、マイケル"刑事では無罪だったけどどうせ民事で悲惨な目にあうんだろうな"ジャクソンのバックバンドにいたそうな。アタックの正確さと手数はジェフ以上で、迫力と音もそこそこという感じだった。
 印象的だったのは、ジェフがエフェクターの類をあまり使わなかったこと。使いたいときには、後ろのマーシャルの上に積んであるそれにとことこと近づいて、手で切り替えていた。ジェニファーがエフェクターの山の真ん中に突っ立っているような状況だったので、余計に際立って見えた。
 時期的にWho Else!からの選曲が多かった。しかしBlue WindやStar Cycleなどのキメ曲もちゃんと織り込んであって、オールドファンにもちゃんと燃えどころが用意されているという構成だった。このDVDは永久保存だ。


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