Strange Days

スターベースのセール

2000年06月24日(土曜日) 17時09分 星見 天気:雨ですよ、雨

 朝早くに起き出した。7:30というのは休日では記録ものの早起きだ。気分はあんまりよくない。前日の夜、突如として奥歯が痛み出して、なかなか寝つけなかったからだ。激しい痛みではないが、イライラする。ともかく8:30には出た。
 早起きしたのは、スターベースで中古品や半端物の一斉放出があるからだ。安いものだとSC200が39800円、良く見えるといわれるミューロン210も128000円で2本も出る。少しでも安く大口径の望遠鏡が欲しい僕にすれば、見逃せないセールだった。
 現地に着いたのは9:40くらい。少し時間が余ったかと思いドトールで多少時間をつぶし、開店時間の10:00にはスターベースに向かった。が、開店時間ちょうどのはずが、既にほぼ満員の客で賑わっているではないか。恐らく、9:30に整理券を配るという話だったので、その頃には客が来はじめたのだろう。しかしこの雨の中で待たせるのは悪いと、一足先に始めてしまったのではないだろうか。危ない危ない。
 さて、今日のお目当てはSC200である。安いのが2本ほど出ている。その1本、安い方の状態を聞くと、かなり古いもので、まあ値段相応だとか。フムフムと思いつつふと目をその脇にやると、C8EXの中古が78000円で出ている。7*50ファインダーが着いてこの値段か。この望遠鏡はSC200(つまりセレストロンC8)のチューンナップ版で、コーティングを工夫して最終的な光の透過率を高めているものだ。この値段は市価の半額でかなり安い。ほぼ衝動買いに近い形で「買った!」といっていた。
 現金がここまではなかったので、秋葉駅の東海銀行で下ろし、早速買い付けた。ダンボールに簡単に包装し、緩衝材を詰めてもらい、キャリアに縛りつけて持ち帰った。これが結構ハードだった。雨が降っているし、秋葉原駅(電気街口)はエスカレータがない。昭和通口からだとこれまた苦労することになる。死ぬ思いで持ち帰った。
 帰宅して一息つくと、早速GP赤道儀に載せてみた。7*50のファインダーはさすがにでかいが、しかしピントの調節がわからない。パン・フォーカスなのかな。
 窓を開き、真正面の中学校に向けてみた。でかいので取り回しに苦労する。しかしSWK22mmを着けて校舎を見ると、100m先にある校舎の窓の細かな汚れ、そして水滴までくっきりと見分けられた。数千光年かなたの連星を分離しようというクラスなのだからこの程度の能力は当然なのだろうが、それでもやはり感心してしまった。焦点距離が焦点距離(2032mm)なので、SWKでも90倍近くになる。もう少し長焦点のアイピースが必要だ。さて、どのクラスを買うか。
 思いっ切り疲れたので、タオルケットをひっかぶって寝込んでしまった。


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