Strange Days

明け方にさらに観望

2000年07月08日(土曜日) 23時55分 星見

 望遠鏡をしまい込み、風呂に入ったりしてうだうだしているうちに、時刻はなんと3:00過ぎ。実は部屋に置いてあった時計が電池切れで止まっていて、ずっと現在時間に気づかなかったというお粗末。慌てて寝支度をしたが、ふとLINER彗星がそろそろ見える頃だなと気づき、寝る前に見ておこうとMIZAR20*80を担いで北空が見えるアパートの通路に出た。するともう空が明るくなり始めているじゃないか。まだ4時前なのに。夏至から2週間は経っているのだが、今もこんなに夜明けが早いとは思わなかった。ワイドビノで空を見ても、明るい星がポツポツと見えるだけだ。淡い彗星なんて見えるわけが無い。
 ふと、東空に目をやると、滅多やたら明るい星が二つ浮かんでいる。ピンと来た。木星と土星が見える時期になっているのだ。
 MIZAR20*80で木星と土星を見ると、木星はガリレオ衛星まできちんと見える。土星もただの星とするには形がいびつで、昔の人が「コブがついてる!」と驚いたのも無理は無いと思った。意外に良く見えるという印象だ。
 さて寝ようと部屋に戻り、ではフィールドスコープではどう見えるのだろうと気になった。東の窓からフィールドスコープでのぞいて見ると、こちらも光学スペックは20*50mmなのでガリレオ衛星、いびつな土星は確認できる。しかし色収差が甚だしく、土星などくっきり虹色に彩られてしまう。しかし値段を考えればやむを得ないか。これくらい見えるのなら、M7を見るくらいなら問題なさそうな気がした。1台目の望遠鏡は、安価な望遠鏡を買うよりは、正立像で軽くて取り回しが簡単なフィールドスコープも良いのではないかと思った。なにせ、\9800だ。
 もう夜が明けそうだし仕事なので(泣)、大急ぎで爆睡モードに突入した。


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