Strange Days

アンドロメダ大星雲を見ました

2000年07月23日(日曜日) 23時50分 星見

 寝る前にMIZAR20*80を北側廊下に引っ張り出して、天頂近くにあるアンドロメダ銀河を探した。星座早見表によればほとんど天頂付近、北東にアンドロメダ銀河があるはずだ。角度が角度なので、ふつうの双眼鏡タイプのMIZAR20*80では顎が痛くなってくる。三脚を傾斜させたり、椅子に座ったりして工夫しながら探した。これくらいの角度になると45度対空型でも楽ではなさそうで、90度対空型が必要になりそうだ。通常のストレートタイプでは天頂を見るのは拷問に近い。
 それでも後ろに転倒しそうになりながら走査していると、目の隅をふわふわした光の塊がちらちらと掠める。MIZAR20*80ではその位置を特定するのが難しすぎるので、MIZAR10*42を持ち出してフリーハンドで探した。位置はわかったのでそちらに20*80を向けて、ようやく視界に収めることが出来た。ぼんやりした楕円形の大きな光の塊、それは確かにM31のようだ。写真で見るよりはるかに淡くて、そうだと知ってなければこれがアンドロメダ銀河だと分からないのではないだろうか。
 しばらく感動の対面を続けていたが、首が痛すぎなのでやめ。次は望遠鏡を持ち出して、もっと楽に眺めようと思う。


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