Strange Days

事故った! ところでした、危うく

2006年01月19日(木曜日) 10時18分 暮らし 天気:晴れですね

 いつものように、出勤のために家を出た。
 TCR-2をゆっくりと走らせていた。我がアパート*1を出て、しばらくは目の前の中学校の外周を、ぐるりと半周分ほど走って行く。この時、正門前を通るので、時間によっては中学生の集団で混雑することになる。幸い、僕の出勤時刻は、学校の始業時間の遥か前なので、そういうことも無い。それでも、早めに出る中学生の集団に行き会うことがある。
 今日も、10人くらいの集団が、脇道から湧いて来て、正門の方へとぞろぞろと歩いてゆくのに出くわした。もちろん、道幅一杯になってだ。横一列になるなよ。
 向かって右脇、畑を巡るコンクリート製の囲いの方に、隙間があるのを見た。そちらをすり抜けようと、速度を落としつつハンドルを切った。そしてすり抜けようとする直前、一番端を歩いていた少年が、急に囲いの方に足を向けた。咄嗟に、さらにハンドルを切って、ギリギリすり抜けようとした。衝突は回避できたのだが、その時は囲いのさらに脇においてあった、コンクリート製の部材のようなもの*2に乗り上げていた。段差は20cmくらいあっただろうか。転倒するかと危惧するも、700Cの場合はこれでも乗り上げてくれる。乗り上げ、長さ1mくらいのそれを乗り越え、また道路に戻った。これは危なかったな。中学生集団も無事だった。
 が、こちらは完全に無事ではすまなかった。そのまま先を急ごうと、また自転車を走らせ始めたのだが、どこからか異音がする。停めて調べて、こりゃダメだと思った。リアがパンクしているぜ……。
 幸い、家を出て1分もしないところだったので、すぐに家に戻り、別の自転車を持ち出した。すぐに持ち出せそうなのが、MasterXL、EPIC、BD-1くらいか。トレンクルもあるけど。トレンクルでは間に合わないと思い、しかしMasterXLではSPD-SLなシューズを履かねばならずで、後は走行性能からEPICを選択。スニーカータイプのSPDシューズを履いて、ライトを取り付けて、家を出た。ロスは10分。間に合わないだろう。それでも、会社近くの駐輪場まで、シャカリキになって走った。こんな負荷を掛けて走ったのは初めてではないか。踊場の登りも一気に越え、戸塚まで下っていった。しかし、さっきの件でよけいに慎重になったのか、どうしても横断歩道と交差する辺りでは、徐行で抜けていった。信号が赤でも、いや横断歩道が無くても、平気で渡る人が多いからなあ。
 いつものTCR-2より重いEPICを、少し苦労しつつ自転車ラックに載せて、時計を見た。まだ家を出て7分。記録的な速さで走ってきてしまったようだ。やれば出来る。でもこんな負荷は毎日は掛けたくない。
 こんなに苦労して遅刻を免れたというのに、出勤すると職場には人が少ない。JRが車両故障で大幅に遅れているのだとか。これならフレックスにして、パンクを修理してきても良かったosz
 職場をSPDシューズで闊歩するのは初めてだが、案外に問題は無いものだ。ほとんどの箇所にはカーペットを敷いてるし、リノリウムの部分でも特段の問題は感じなかった。これなら、SPDシューズを常用してもいいかも。
 しかし、今回は僕に油断があった。基本的に、歩行者は後ろのことなどまず気にしないし、しばしば前も見ないものだ。危険な場合は、徐行ではなくて止まる、というのを心がけてきたつもりだけど、それを忘れた瞬間に事故発生のポテンシャルが立ち現れるものなのだ。
 ともあれ、相手に怪我をさせなくて良かったし、僕もパンクで済んでよかった。それでも、せめて前を見て歩けと、あの少年にも言いたいところだ。まっ、TCR-2のリアホイールはテンションを高くしようと思っていたので、いい機会だけどなっ(x_x)


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