Strange Days

復調するも、これは……

2006年09月28日(木曜日) 23時55分 自転車 天気:秋晴れ

 案の定、夜中には熱が出始めた。頭が非常に重くって、全身がだるくてたまらない。ちょうど、仕事峠を越えたばかりなので、今日は休むことにした。
 昼過ぎまで昏々と眠る。すると熱は去ったようなのだが、相変わらず目鼻がむず痒い。待てよ、これはひょっとして、あれですか。
 花粉症。去年辺りから、秋のそれも重くなってきていたのだが。今年も始まったのか。
 花粉症とすれば、体温が上がれば復調するはず。起きて、雑事を片付けていると、案の定、症状が改善されていった。はあ、やはり始まっていたか。先週くらいからの好天で、秋の花粉もふんだんに飛び始めたのだろう。それと、南会津でたっぷり吸入してきただろうしな。
 もう少し体温を上げるべく、夕刻に境川へと向かった。自転車は、ちょっと久しぶりかなのMR-4F。そこそこの速さで走ってゆくと、やはりというべきか、症状は劇的に治まってしまった。しかし、この川沿いでたっぷり花粉を吸ったはずで、寝る前からが怖いことになりそうだ。
 この所、TCR-2とSatRDayばかりに乗っていたのだが、やはりMR-4Fも素晴らしい。走行感は十分ロード的で軽快なのだが、乗り心地の良さはロード離れしている。なんてったって、折りたためるというのが素晴らしい。リンクのガタを直して、あと何年かは乗ってやりたいもんだ。
 思うに、自転車ってのは、乗っている時には長所ばかりに頭が行って、降りると短所にばかり目が行くようなモノだと思うのだ。例えばBD-1なんか、乗っていると色んな特徴を程よく兼ね備えた、優れて中庸な自転車に思えるのだが、降りて眺めると、奇矯なスタイル以外にこれという長所など無いようにさえ思える。折りたたみ性能ではBromptonに負け、走りではMR-4系に負けという風に。それに耐えられなかった人が、BD-1*1を手放す結果になるのだろう。
 でも、乗っていればBD-1だって捨てたもんじゃないし、捨てがたい長所をいくつも持っていると感じるはず。折りたためばそこそこ小さくなるし、走りだって弱々な僕には十分なものだ。要は、その自転車の良さは、乗り続けてなければ忘れるって事だろう。すると弱点ばかりに目が行って、手放してしまえということになるのだろう。でも自転車なんて、手放しても二束三文にしかならないから*2、僕は置き場に困らない限り、いや少々困っても工面してでも手許に残すだろう。そういう意味では、Mobillyたんはちょっと惜しかった。
 さて、明日はちゃんと出社しなければならない*3、早めに寝るとしよう。


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