Strange Days

NRX25始動編

2006年12月13日(水曜日) 23時16分 自転車 天気:くもりのち雨

 さて、今日はMTB通勤としたので、帰りに新兵器NRX25を試すことが出来そうだ。空模様は……雨ですね。それも、かなりの雨量。こんな降るって予報じゃなかったのになあ。
 とにかく、苛酷環境ではあるが、NRX25のテストにはもってこいでしょう。
 駐輪場で雨装備を着けながら、NRX25をEPICに取り付ける。NRX25はセパレート式で、バッテリー部に対してライト部が軽量に出来ている。ライト部の固定はタイラップ式*1で、心許なく感じるのだが、この軽量が幸いして問題になるほどではない。バッテリー部は2対のマジックテープで止める。
 点灯して走ってみた。うーむ、明かりの多い市街地を走る限り、あまり明るいという感じは無い。というのも、街中では白い明かりが多くて、3W程度の白色LEDの明かりでは、溶け込んでしまうのだ。ちゃんと目の前の照明範囲は照らしてくれているのだが。その点、バルブ式の前照灯の方が、周囲の照明と区別つきやすく、どこを照らしているかは分かりやすい。この点は、照らす側からは区別する意味は無いが、照らしている対向車/者の方からは違いが出るのではないだろうか。つまり、白色LEDの白い明かりが街灯に溶け込みやすく、発見が遅れる可能性があるのではないか。まあ、3WのLEDともなると、そんなに発見が遅れるとかいった範疇ではないと思うけど。
 踊場の坂を登り、街灯の少ない暗い区画に入った。をを、明るいぞ。さすがに3WのLEDは違うな。EL500がスポット的に照らすだけで、周囲は良く見えないのに対し、NRX25だと照らしている地点はおろか、その周囲もかなり照らしてくれる。照射範囲は、感覚的には、視野の6割ほどもある。これなら、暗い夜道でも走行に支障は無いんじゃないか?
 かなりの雨の中を走ったのだが、ちゃんと点灯していたし、筐体に浸水した形跡も無い。造りはいろいろとチャチな点があるものの、実用的には問題ないんじゃないか?
 問題といえば、スイッチがバッテリー部の尻についている点か。しかし、僕の使い方では、頻繁に点滅させるわけじゃないので、これで十分だ。むしろ、これのおかげでシンプルで、軽量に出来たのだろうし。
 これ、真っ暗な境川に持ち出してみたくなった。もしかしたら、長距離のツーリングでも、ハブダイナモに頼らなくて済むんじゃないだろうか。単3電池で駆動できるという点は、それくらい重みがあると思う。


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