Strange Days

鹿児島ツアー最終日

2007年02月20日(火曜日) 23時55分 自転車 天気:晴れ

 4日間にわたる鹿児島ツアーも、とうとう最終日。初日は雨で走れなかったものの、その後は天気に恵まれた旅行となった。
 今日も天候に恵まれ、前日夜に急遽決まった日程に従い、桜島展望台へのヒルクライムをこなし、温泉に入ってから、撤収準備をした。
 宿も激安にもかかわらずサービスが充実しており、気持ちよく旅を終えることが出来た。


 昨夜遅く、急遽桜島展望台へのヒルクライム実施が決まった。最初は周回の予定だったのだが、それでは時間的に苦しくなることが分かり、急遽変更されたのだった。僕と平野氏が参加、こば氏は周回予定だが*1、もしかしたら参加、三井氏もスケジュールが違うので遅れてヒルクライムという予定にした。
 起床時、ちょうど桜島の横に日が昇るところだった。
 そそくさと身支度して、荷物はトラベルケースにまとめてフロントに預け、桜島へと出発した。朝食を取ってなかった僕は、フェリーで名物フェリーうどん*2を食した。まあ、その、うどんだな。
 フェリーを降り、展望台へと登り始めた。登るのは湯之平展望台というところで、高度は400m超と聞いていた。そこまで、BD-1をえっちら漕いで行く。
 最初のうちは緩めだったが、すぐにきつい登りが始まる。後で地図を見ると平均斜度8.5%くらいで、まあまあ歯ごたえのある坂だったようだ。しかし、ポジションの改善されたBD-1は、以前よりも坂に強い。まあ、死ぬほどの思いはしないでも、上りきれた。
 展望台は、上まで観光バスが行けるようになっているが、一般車は下の駐車場に入れるようになっている。我々は、自転車なのをいいことに、上まで登っていった。
 上りきって、桜島の諸元が書かれた案内板で記念撮影。さらに桜島の中央火山そのものを背景に記念撮影。ここからは、鹿児島市方面の展望も素晴らしい。
 なんてやっていたら、1時間後スタートのはずだった三井氏が、もう追いついてきた。健脚な三井氏のこと、すぐに追いついてくるだろうと思っていたら、やはりだった。
 土産物屋でTシャツを買い、帰途についた。ちょっとだけ登ったら、後は素晴らしい下り。景色は素晴らしく、車は少ない。が、去年の湯河原走り納めの下見で、下りで転倒して以来、下り恐怖症気味の僕は、慎重に下っていった。
 溶岩道路に出て、とろとろと走っていたら、なにやら造成中の場所を発見。どうやら土石流を誘導するための堰のようだ。その横の広場に、こんな珍妙なものが。なにか長井健のキャラのようだが、どうやらいつぞや長渕剛がここで17000名くらい集めてコンサートをやった記念らしい。うーむ、うーむ、記念に残すほどのことか。
 この後は、また三井氏と合流し、火の鳥恵み館の対面にあるレストランで、溶岩ステーキを食した。これが大層美味な肉で、満足度は高かった。しかし、多くの客は恵み館のカツ丼だのカレーだのに走っているようだ。観光バスとタイアップしてないのかな。
 恵み館でアイス後、僕と平野氏はホテルに戻り、駐車場で撤収作業をする。鹿児島東急では本来はペリカン便を扱ってないのだが、わざわざ電話で料金を聞いてくれて、後ほどの発送を請け負ってくれる手厚いサービス振りだった。なんというか、4500円で恐縮至極だ。
 16:00頃に鴨池を発するリムジンバスで空港に向かい、レストランで早い夕食を取ってから、神奈川に帰還した。
 今回は、初日こそ天候に恵まれなかったが、その後は晴れ空に恵まれ、サイクリングの楽しく、また温泉と食事三昧の素晴らしい旅行だった。紋切り型に聞こえるかもしれないが、本当にそれくらい素晴らしかったのだ。猫運にも恵まれたしな。
 さすがに来年またというのは無いと思うが、またそのうちに再訪してみたい地だ。

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