Strange Days

湘南台に走れ

2001年06月23日(土曜日) 23時56分 自転車

 今日はまだ終わらない。帰宅して、うだうだと明け方まで起きていたのだ。なにか、昨夜の興奮冷め遣らずという感じだ。なにかネジが緩んでいたのか、「そうだ湘南台に行こう」という思いに、明け方捕らわれてしまった。
 時間は5:00前。交通量が一番少ない時刻だ。昼に未知の道を走るのは怖いが、この時刻なら車もいまい。そういうわけで、ごく気楽に走り出してしまった。
 アパート前の中学校の正面に走り、そこから長後街道に出る。その対面に延長する道が、湘南台に一直線に伸びているはずだ。BD-1を走らせた。
 道はほとんど2車線しかなく、また歩道も無いため、ちょっと危険そうな感じがする。しかしあまり飛ばせそうに無い道なので、あるいは自転車でも頑張れるかもしれない。
 走って感じたのは、意外にアップダウンがあるという事だった。丘を三つぐらい越える感じだ。その度に、坂に弱いBD-1では苦労することになる。横を車が走っている状況では、きっと恐怖を感じるだろう。
 最後の丘の手前で、道は境川と交差している。その西側に、細い道が沿っていた。それが境川サイクリングロードだろう。そして最後の坂道を登り、林を抜けると、そこに住宅街が広がっていた。早朝の湘南台公園にたどり着き、水分補給しながらしばし休んだ。
 帰路はさらにつらくなった。向かい風だったので、スピードを出すと帽子が飛ばされてしまう。その為、坂道を一気に下り、距離を稼ぐことが出来ない。帰り着いた頃にはヘロヘロになり、気分が悪くなっていた。これは糖分が急激に欠乏したためだろう。グリーンティとビスケットで当座の糖分を補給すると、ようやく容態が快復した。そして明けきった外の景色を眺めつつ就眠。元気なんだか虚弱なんだか分からない朝だった。


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