Strange Days

三浦半島東岸を走る

2001年11月24日(土曜日) 22時29分 自転車 天気:快晴

 10:00前、目覚まし時計にたたき起こされた。前に北鎌倉から三崎口まで走った続きで、今日は三崎口から三浦半島東岸を走るつもりだった。
 なんやかんやで11:00に家を出て、BD-1を担いで地下鉄で上大岡まで、さらに京急で三崎口に向かった。京急の列車は、入り口辺りの座席が折り畳み式で、BD-1を置いてもあまり邪魔にならない(ラッシュアワーには顰蹙ものだろうが)。
 三崎口でBD-1を組み立て、まずは城ヶ島へと走った。しばらくのだらだらした上りを経て、道は下り基調になる。途中にいくらでもコンビニがあるので、干上がって死ぬことは無さそうだ。なんの気なしに途中のパン屋さんでおいしそうなパンを仕入れておいた。
 三崎港への下りはかなりのもので、思い切り踏むと60km/hを記録した。港周辺は観光客で賑わっている。いくつかあるまぐろ関係の料理屋には、驚いたことに行列が出来ている。しまった、まぐろ丼でも食えばよかった。まあ待つのは嫌だから、パンでもいいけど。
 ここから城ヶ島大橋に上るルートを探し、しばしさ迷う。昭文社のエリアマップを参照するに、どうもあの下りを行かず、途中で別れると城ヶ島大橋に到達できたらしい。ここからあの高さまで上らなければ復帰できないのか。愕然とする俺様だった。果たして、復帰ルートは凄まじい激坂だった。さっさと負けて、押し歩きモードに入った。
 橋の上からはこんな眺めが。灯台方面に走る途中、Pacific18とCoribriに乗った男女を見かけた。サイクリストは多くなさそうだ。灯台のあまりもの観光地然とした光景に興味を失った僕は、県立公園で昼食を取ることにした。県立公園は、橋から降りる途中で分岐する。この辺でも押し歩きモード。結構きつい坂だ。
 公園に入り、海が(立てば)見えるベンチで、パンと沸かしたコーヒーの貧しくも心豊かな昼食を取った。パンがおいしい。まぐろなんかメじゃ......いや、やっぱりまぐろ丼は惜しい(爆)。
 公園でしばしくつろいでいるうちに、時刻は3:00前になる。さっさと行かねば、日が暮れてしまう。BD-1に荷物を載せ、また城ヶ島大橋を渡った。
 橋を降り、進路を東に取る。途中で、城ヶ島からも見えた巨大風車の側を通った。実験用なのだろうか。
 この辺、坂が多くて結構厳しい。下りではかなりスピードを出せるので、上りで溜まった憤懣を、下りで一気に爆発させながら突っ走る。危ない走りである。
 やがて、三浦半島の東岸、三浦海岸に達した。ここからはほぼ平坦な海沿いの道を突っ走る。車道を快調に飛ばすと、右の海岸線がどんどん流れて行く。快適だ。しかし時間がない。あまり休憩せず、そのまま一気に野比辺りまで走った。
 野比からは"久里浜港"と"久里浜"に道が分岐している。なにも考えずに久里浜に向かったが、こっちは丘を越えるのでちょっと辛い。久里浜港に向かい、そこから久里浜に走った方が平坦で良かったかもしれない。
 16:30、暮れなずむ京急久里浜駅に到着。ちょっとビールで一杯と思ったが、早く帰宅して寝たかったので、さっくり輪行モードに移行、列車を乗り継いで帰宅した。心地よい疲労感がある。
 これで、久里浜から大磯、横浜周辺は走った。残りの海岸線も少しずつ埋めて、神奈川県の海岸線を走破してしまおうと思っている。いつまでかかることやら。


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