Strange Days

TCR-2とうとう/やっと到来

2001年11月23日(金曜日) 22時26分 自転車 天気:晴れっ

 午前中に目覚め、しかしいまひとつ意気が挙がらず、夏休み夕刻のゆかり先生のような顔で過ごす(つまり寝ぼけてた)。が、そんな眠気もあきれるほど青い空の前に、徐々に消散して行く。
 昼過ぎ、外にトラックが止まる音がして、やがてドアのチャイムが鳴った。来た! 黒猫のおじさんだ!(さくらの黒猫バトルスーツを着た気色悪いおじさんを想像してはならない) ドアを開けると、しかしどう見ても運送屋には見えないお兄さんが立っていた。なに? すると、すぐに黒猫の人もやってきた。先のお兄さんは新聞の勧誘らしい。どうやら、凄い偶然の一致だった模様。新聞屋さんにはお引き取りいただき、黒猫の人からでっかいダンボールを受け取った。間違いない。TCR-2だ。ティセはまだ買ってないので(まだ、か)TCR-2以外には考えられない。
 ダンボールを外で開封すると、そこには確かにTCR-2が鎮座していた。箱から取り出してみる。軽い! MTBとはもちろん、BD-1に較べてもかなり軽い。8.8kgしかないのだから、当然か。ハンドルバーが90度回転して取り付けられているので、六角レンチで調整する。
 さて、色々取り付けてみよう。あらかじめ買っておいた物がある。というか、TCR-2と同時にC.B.あさひに頼んでおいた物なんだけど。
 まずバック用フラッシュライト。取り付け部のネジ長が足りずに着かず。キャットアイの充電式ヘッドライト。これは問題無し。ボトルケージ。予めペットボトル用のを着けるように依頼していたので、あるいは無駄になるかと思っていたのだが、ちゃんと取り付け穴が2か所あったのでどっちも無駄にならなかった。BD-1で使っていたスペシャライズドの無線式スピードメータ。センサー部を取り付けるのにインシュロックの長さが足りず不可能。色々買い足さないといけないなあ。さらに、TCR-2の付属品であるベルが、なんとハンドルバーに着かなかった。明らかに太さが違うのだ。ロードバイクにベルをつける人などいないと思っているのだろうか。しかし、見通しの利かないカーブなどで、警告に一発鳴らすのに必要なのだが。
 ひとまず、TCR-2を持ちだしてみた。漕ぎ出す。軽い。漕ぎが軽くて、どんどんスピードが乗って行く感じだ。これは気持ちよい。クラウチングポジションがシビアで、手首に負担がかかる。手首に爆弾を抱えた僕には、これはかなり厳しい。
 パイプカッターも必要だったので、夕方にハンズに出かけた。今日も人通りが多い。
 ハンズでは地下でベル、サドルバッグ(リクセン・カウルのもの。MTBに着けている物と共通性がある)、チェーンウォッシャーを買った。さらに上階で8*50のボルト、パイプカッター、長いインシュロックを購入、速攻で帰宅した。
 まず、BD-1のステム切断に取りかかった。このアジャスタブルステムは、標準状態だとかなり長く、上側がすぐに底を突いてしまう。後、5cmは下げたいので、カットすることにしたのだ。パイプカッターを使えば、安全かつ簡単かつきれいに切断できた。バリを取り、ステムをはめて一番下まで下げ、ポジションを見る。うん、良さげ。
 次にTCR-2の取り付け再挑戦。後ろのフラッシュライトもスピードメーターも問題なく着く。ベルも問題無し。しかしハンドルバーに取り付ける位置が狭いので、ミノウラの取り付けバーを使ってライト、メーターを着けた。良さそうだ。(現時点でのTCR-2の姿)。早速、走りに出た。
 10Wの出力を誇るライトは十分に明るく、高速を出すのにも問題無さそうだ。いつもの運動公園周回コースを走った。下りで思い切り踏み、スピードメーターに目をやると、20km/h......えっ? スピードメーターがおかしいなあ。電波を拾えてないのか。手首が厳しい。負担がかかりすぎる感じだ。おかげで強い向かい風にも対抗できるのだが。しかし、手首の負荷が高すぎて、ツーリングには使いたくは無い。速く走るには楽しいので、フィットネスには良さそうだが。
 一度帰宅して、今度はハンドル位置を下げたBD-1で出走した。をを、低い、しかし高い。今までのBD-1からするとかなり下がったのだが、直前に乗ったTCR-2の印象が残っているので、高いやら低いやらなんだかわからん感じだ。しかし、ポジション的にかなりスポーツライドっぽくなったので、ツーリングにはこいつがよさげだ。明日、三浦半島を走ってこようと思う。


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