Strange Days

町田まで走った

2001年12月16日(日曜日) 20時00分 自転車 天気:晴れ

 今日も今日とて良い天気である。晴れた日にはサイクリングに限るのである。ということで、TCR-2にまたがって町田まで走ることにした。
 昨夜届いたサイクリング用新装備の中に、スペシャライズドのレッグウォーマ、アームウォーマがある。寒がりな俺様には必須のアイテムだ。アームウォーマは長袖Tシャツの上から、レッグウォーマは素肌に直接着てみた。ずいぶん暖かく感じる。特に膝はいつも冷え気味なので、これのおかげで楽になりそうな気がする。その他、上はジャージにチェックのシャツ、下はパッド入りインナーとバイカーズパンツライト。この間買ったジャック・ウォルフスキンのViper(20lくらいの中型リュック)を背負った。これに加え、腕にPOLARの心拍計(A5という製品)を着けた。これで心拍が上がりすぎないように気をつけるのだ。この心拍計、時計も兼ねているので、非常に便利だ。半日走った限りでは、心拍は170くらいまでは上がるようだ。
 1:00過ぎにTCR-2を長後街道に走らせ、高鎌橋から北上し始めた。膝の調子がいまいちなので、暖めるつもりでそろそろと漕ぎながら30km/h足らずで流す。MTBではこの領域はがんばっている方だが、ロードでは割と楽々だ。
 何度か見かけた同好の士(この寒空に好き好んで自転車を走らせる人々)に、軽く会釈する。すると、意外に反応が良かった。挨拶ぐらいはしよう。
 町田まで、だいたい1時間くらいで到着した。今日は横浜線を越えて、市街地に入った。例の巨大100円ショップ、ダイソーに入って、下の階から舐めるように見て回った。いやはや、全部の商品が100円だ!(当たり前だって) ちょっとしたバッグや容器、食器まで100円で売っている。食品関係は、さすがにスーパーの売り場とかけ離れた値はついてないが、あまり見かけなさそうなものがいくつかあった。ミルメークという牛乳に溶かしてコーヒーの味をつけたりする添加物、これは学校給食でよく出ているそうだが(広島には無かったなあ)。ゆで3分でアルデンテな(かどうかは知らないが食せる)パスタ、これはツーリングで昼食時に便利そう(でも冬はうどんにするだろうな)。他にも、むしろ駄菓子屋にふさわしいモノが並んでいる。面白そうなものをいくつか買って、値段は630円。ほとんど遠足のおやつ感覚である。バックパックはありがたかった。ダイソーを出たところで、なんだか寒くなってきたので、ウィンドブレーカーを羽織った。
 帰路、日が暮れかけている川縁のベンチ(というか陶器製の椅子)に腰掛け、エスビットでコーヒーを淹れていた。すると通りすがりのジョギング中の男性が、「何キロ走りました」と聞いてきた。「何キロ(で)走りました」と聞こえたので意味を取れず、聞き返すと、通り過ぎようとしていたその男性はとうとう足を止めた。それからしばらく、頓珍漢な会話が続いたが、最終的には(漠然とした出発以来)何キロ走ったか、という意味だと理解できた。「30kmくらいです」と答えると、「ジョギングだと1km走るのにも時間がかかる」というようなことを述べた。なら自転車に乗ってはどうでしょう? いやいや、ジョギングにはジョギングのよさがあるんだろうな。自転車じゃ気づかないような風景も、きっと目に入るんだろう。
 ゆっくりとコーヒーを喫し、再び走り出した。高鎌橋まで1時間強で到着し、ここでライトを装着、ダイクマに立ち寄った。ダイクマで小型のナイフと携行ストーブ用ボンベを購入。前者は工具としても使えそうなので、サイクリング時に携行するつもりで買った。
 少し、足に疲労を感じつつ、帰宅した。


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