Strange Days

三浦半島周回リベンジ成功

2002年09月21日(土曜日) 00時00分 自転車 天気:くもり

 4:30に起床。風呂に入り、食事をとり、時間を見ながらサプリメントを摂っておいた。今日、たか氏の呼びかけで、三浦半島一周への再挑戦を図ることになっていた。前回は悪天候にやられた苦い経験がある。天気予報によれば、降水確率は低いようだ。ちょっと考えて、出来る限りの軽装備で出ることにした。朝トレ時の装備と大差なく、輪行装備も雨天装備も無しだ。玉砕覚悟の特攻仕様である(笑)。
 6:45頃、TCR-2で家を出た。7:00ちょっと過ぎに高鎌橋まで来ると、ちょうど向こうからたか氏がやってくるところだった。一方、川下側には既にかぜ氏が到着していた。今日はこの3人で江ノ島、三崎、横須賀、磯子、横浜と回り、三浦半島周回を達成する予定なのだ。
 たか氏は真新しいコルナゴの鉄ロードにまたがっていた。ちょっとまたがってみたが、できれば10kmくらいは走ってみたいところ。
 それぞれに準備を整え、まずは江ノ島まで突っ走る。先頭をひくのは、またしても僕だ。
 江ノ島まであっという間に到達し、さらに鎌倉、厨子、葉山と突っ走ってゆく。この辺では、足がかなり良く回り、30km/h台を維持して突っ走った。風がフォロー気味だったこともある。やはり、編隊走行は、単独走行とは違った緊張感がある。
 葉山の海岸地帯から、少しずつアップダウンが増えてきた。坂もケイデンスを維持してよじ登ってゆく。少しずつ疲労を感じはじめてはいたが、予想よりいいペースで走れたこともあり、気分的には楽だった。
 三崎口には10:00よりかなり前に到着。引橋で「三崎はパスしよう」と提案。海岸沿いに走ると、かなりのアップダウンがあるので、今回は敬遠したかった。そうしようということになり、三崎の山岳地帯は回避した。次回は挑戦できるかな。
 三浦海岸に下り、最初に見えたコンビニで最初の休止。糖分を摂りながら、少し足を休める。この辺で「ちょっと飛ばしすぎたかな」という気がしていた。平地はともかく、坂道を重めのギアでよじ登ってきたので、少しバテ気味になってきていた。が、この先、そうたいした坂道は無いはずだ。
 再び走り始めた。休憩が中途半端だったせいか、足が回らない。風もアゲインスト気味に変わり、ちょっとの風なのにつらい。苦労しながら野比、久里浜と走り、浦賀を経由して、観音崎へと到達した。ここでトイレ休憩。かなり疲労を感じる。
 観音崎の坂をよじ登る。なんてこと無い坂なのに、かなり足に堪えはじめてる。とうとう、いくつ目かの坂で足が止まり、一休みをいれて登りきった。観音崎はなんとか突破。
 その後しばらくは、延々と平地を走ってゆく。風は相変わらずややアゲインストだが、時折弱まり、さらにフォローに変わる瞬間が、とても心地よく感じられるほどだ。
 体は疲労気味だが、ずっと突っ走って来たこともあり、気分的にはいい感じだった。しかし、この先は少しずつ坂が増えてくる。
 横須賀市でコンビニ休憩を取り、横浜を目指して走ってゆく。この辺では先頭をかぜ氏、たか氏と替わってもらい、緊張感が失せたせいか、かなりダメな状態で走っていた。坂道でつらいつらい。予想もしなかったようなブラインド坂道(角を曲がったらかなり足にキそうな坂が待っている)があったりして。とうとう、八景島の手前のトンネルで二人にちぎられ始めた。それまでは多少遅れても、下りで取り返せたのだが、もう回せない。うがー、ダメだ。というところで、コンビニ休憩を入れてくれた。信号に「青砥」と表示のある辺りだ。地図を調べると、金沢区と磯子区の境目辺りのようだ。自転車を降り、補給食のエネルギーゲルをむさぼる。
 こんな状態では足を引っ張るばかりなので、集合場所を決めて各々走ろうということにした。集合場所は根岸駅前とした。走り出してしばらく、後ろからたか氏が追いついてきた。が、かぜ氏は着いてこない。スローパンクだという。かなり回復してきた僕は、なんとかたか氏ともども、根岸駅前に到達できた。
 かぜ氏を待ちながら、今後のオフのことなんかを話していたが、なかなか来ない。ようやくかぜ氏が現れたので、昼にしようということになった。適当な店に入ろうと、探しながら走り出した途端、トンカツ屋の看板が目に入った。そこに決定し、店に入る。時間は13:00前。最初の予想以上のハイペースだ。
 店は案外に当たりで、カツがやや小さかったことをのぞけば、ご飯、キャベツお代わり自由と、昼食には向いている。ここでたっぷり休憩を取り、かなり元気を溜め込めた。
 再び走り始めた。市街地ということもあり、27km/h前後で走りつづける。磯子から横浜市街へとR16を走り、R1近辺でかぜ氏とお別れだ。かぜ氏は今から東京まで走るのだとか。元気いいなあ。
 たか氏と僕は、R1経由でR16を走りつづけ、鶴ヶ峰で厚木街道に転じ、三ツ境に到着。サガミNo.3の駐車場にTCR-2を停めると、ホッと安堵感が身を包んだ。三浦半島周回達成だ。記念写真を撮りたいくらいだったが、今日はデジカメを持ってきてない。
 サイクルセンターを冷やかして、たか氏とはここで別れる。環状4号線経由で泉区に舞い戻り、ダイクマでちょっと一休みする。久しぶりにコークを飲みながら、2度も失敗した三浦半島周回に成功した喜びを、しばしかみ締めた。こういう企ては、単独行よりもグループ行のほうが良いのかもしれない。モチベーションを維持しやすいからだ。その分、プレッシャーも大きくなり、つらい面もあるけれど。
 まだ16:00過ぎにアパートにのんびりと帰り着き、自転車をラックに架けた。またやりたいな(次回は単独行かな)。


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