Strange Days

COLNAGO様で三浦半島周回(切ない編)

2004年10月24日(日曜日) 20時36分 自転車 天気:くもり

 昨日、境川で聞いた熱海まで往復してきたという話に感化されたわけではないが、三浦半島を回ってこようと考えた。COLNAGO様の真価を問うには、やはり距離を乗るのが一番だ。
 朝8:30、小さいバックパック(ドイターのRaceX Air)を背負い、MasterX LightにはBENTO BOXとサドルバッグを着け、ライトのためにC.B.あさひで買ったTOMOSIBIというフロントのハブ軸頭と挿げ替えるライト台を設置、シートピラーにリアフラッシュライトを着け、さらにハンドルバーにGPSを着けておいた。TCR-2に較べると思い切り軽装だが、それでも機能的には同等というところか。
 ルートは、かまくらみちを南下して横浜市道環状3号、朝比奈経由で追浜に出て、そこからはR16を南下、横須賀でR134に乗り換えて、久里浜と向かう。
 ほぼ追い風ということもあり、非常に軽く走って行ける。ほとんど30km/h以上。アベレージもかなり高い。朝比奈を越えるところで少し落ちたが、以降は下りなので一気に走ってゆけた。
 R16に出て、バスを警戒しながら飛ばしてゆく。路面がいいこともあり、足を軽く回すぐらいでも30km/hは出ている。ああ、これが本当のロードバイクなんだと思った。TCR-2は重くなりすぎて、自転車を振り回す感覚が薄れてしまっているな。
 馬堀海岸の近くでR134に乗り換え、久里浜に向かった。JR久里浜着は10:30少し前。ここまで2時間で来れるか。11月に実施される予定の東京バイカーズ三崎オフに参加する予定なのだが、これならコルナゴで自走参加というのもいい。しかし、たか氏にお借りしている期限は、10月中なのだよね。と、いうことは……。
 久里浜からは、海岸に出て、海沿いに三崎まで走っていった。三浦海岸駅近くの分岐では、初めて剣崎方面に向かった。逆に走ったことはあるが、こっち向きは初めて。思ったとおり、タフな坂が二つあった。それ以外は、まあそれなり。
 やがて三崎に着。11:30頃だった。さて、今日の目的は、久しぶりに鮪料理を食べることだった。ちりとてちんに寄ろうと思い、駐輪しようとすると……。
 チェーンロック忘れた。
 さすがに借り物のCOLNAGOを放置するには忍びないので、泣く泣く店に入るのは諦めた。コンビニでから揚げ弁当を買い、港で海を見ながら食べた。うん、このから揚げ弁当も悪くない。腹が減りきっているので、残さず平らげた。はあ、満腹。
 三崎に来て、鮪も食わないでから揚げ弁当か。なんて、なんて切ない展開なんだろう。涙が出そうだ。生きるって、なんだろう。
 うらりに立ち寄ると、なにやら祭りをやっているとかで、鉦や太鼓でやかましいことになっている。なにか集会でもあったのか、やたらビッグバイク(モーターサイクルの方な)が集まっている。いつものように駐輪場に寝転がるわけにも行かず、早々に出発せざるを得なかった。
 帰路は向かい風になることもあり、また疲労もあって、一気に25km/hの世界に落ちてゆく。かなり足に来ている。調子に乗って走りすぎたか。休憩も足りなかったし。
 それでも緩々と走っていると、京急三崎口駅前の坂を下っている辺りで、後ろからスーッとママチャリに乗った男性が近づいてきた。40km/h近く出しているんだが。ノーヘルなので、危うく見える。しかしママチャリに追いつかれてしまうのは悲しいので、スピードアップして引き離しに掛かった。だが、この辺りは信号が多いので、信号待ちで追いつかれてしまう。上りで引き離し、信号で追いつかれそうになる展開が続いたら、長い上りで頑張っていたら、やっと視界から消えてくれた。しかしこのダメージが体に残り、以降はさらに低速走行になってしまった。
 立石公園を過ぎた辺りで、舗装工事のために路面を剥がしている部分があった。路肩も危険で、自転車だと辛い辺りだ。
 やがて葉山~逗子~鎌倉~江ノ島と走り、やっと境川サイクリングロードに入った。入ってすぐの休憩所で一休み。まだ15:00過ぎで、空は明るい。だが雲が増えてきたのが気になる。
 自転車を置いて、だらけ切って休憩を取っていたら、近くにロードに乗った人がやってきて、挨拶を暮れながら腰掛けた。疲れていたので、生返事を返したが、なにか話をすれば良かった。TREKの5500辺りに乗っていたようだ。
 なんか、雲行きが怪しいので、少し急いで走り出した。飯田牧場に寄ろうと思っていたのだが、今にも降りそうに思えたので、大急ぎで帰宅した。走行距離は、108km。その割に疲れたな。

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