Strange Days

久しぶりにサガミで買い物(&なんちゃってランドナーの散々な試走)

2003年11月30日(日曜日) 20時00分 自転車 天気:雨(午後一時曇り)

 昼過ぎ、どうせ雨が降ってるだろうと思いつつ、起床。飯を作りつつ空模様を眺めると、おや、雨がやんでる。どんよりした雲が掛かってはいるが、ところどころに明るい切れ目ものぞいている。これなら、泥除けを着けた自転車なら、なんとか走れるかも。
 14:00過ぎに、また空を見上げると、方々に青空も見えている。また夕方には悪化するらしいが、それまでに帰れば良い。徐々に気に入りつつあるドロップ化HARDROCKを引っ張り出し、急いでサガミへと走り出した。しかし、急ぎすぎた。
 このHARDROCK号、昨夜のうちにシートピンをクイックからヘキサボルトに交換していた。カーボンピラーは下がりやすいので、締め付け力の強いボルトに交換するのが吉だと考えたのだ。シムを噛ませて固定していたので、かなり力を掛けても大丈夫だろうと思っていた。
 ところが、この締め付けが弱かったらしい。走るうちに、だんだんシートが下がってくる感じがあった。しかし、既に国際親善病院への坂を越えてしまった後だ。あれを登り返すのはつらいよな。サガミまで我慢だ。
 が、サガミへの道半ば、どころか1/3くらいに達したところで、シートの下がりが決定的なレベルになる。もうトライアル車くらいの低さだ。立ち漕ぎでないとまともに足を回せない。
 教訓1:
シートが低いと非常に疲れる。
 生憎なことに、こういうときに限ってツールをもってきてない。ヘキサレンチ1本で済む事なのに。
 教訓2:
携行ツールは常時携行しよう。100円ショップので良いから。
 仕方ないので、一度シートポストを引き抜き、怒りに任せてシムを奥まで叩き込み、それからシートポストをねじ込もうとした。が、あまりに深く叩き込みすぎたので、内径が狭まりすぎて入らない。一度シムを抜こうにも、深く入りすぎて引き出すのに苦労する始末。晩秋のこんな曇りの日なのに、汗だくになってしまった。
 教訓3:
短気は損気(特にこういう追い詰められた状況では)。
 汗だくになりつつも、またシムを引き出し、なんとかシートポストをはめ込んだ。それからシムを出来るだけねじ込み、シートポストをド突きながらシムもねじ込むと、なんとかある程度の固定が得られた。そのまま、少しずつ沈むのをこらえながら、なんとかサガミNo.3店まで走った。
 No.3で適当なヘキサレンチセットと、目に付いたEL120を買い、駐車場で締めなおす。今度は、親の敵のように締めておいた。まあシムを介しているので大丈夫だろう。
 本店に入り、2Fで冬物を見て回る。カステリ辺りの完全防風タイプ(まるでゴム張りのような手触り)などを試着してみたが、どうもいまいち。去年買ったジャケットでも十分だと思った。
 その代わりに、ベルクロ止めのシューズを物色。ツーリングで靴を脱ぎ履きするとき、紐締め式だとなかなか大変なので、ベルクロ式のものが欲しいと思っていた。前から目をつけていたスペシャのプロモデルを試着してみると、40(これはアメリカンな表記?)のものがぴったりだった。これと、処分品の冬用靴下を買った。
 3Fでは、早速10速デュラのセット売りが始まっていた。8点セットで12万円強。うむむ、高い。シマノが仕切りをかなり上げたようで、しばらくは安売りは望めない。とはいえ、この値段ならなんとかなるか。ただ、高性能なホイール込みだと、どうしても20万円を超えてしまいそうだが。
 帰路は市道環状4号に寄り、ダイクマに立ち寄ってから帰宅した。ダイクマを出たとき、既に雨がぽつぽつ降り始めていたが、なんとかひどく濡れるのは免れた。ああ、まったく降り続いてくれる。


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