Strange Days
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藤沢周り帰還
2008年12月18日(木曜日) 20時08分
暮らし , 思考 , 自転車 ( 自転車散歩 )
天気:晴れ
今日も藤沢周り帰還。結構汗を掻いて、帰宅した頃には背中がべっとりだった。冬にしては気温が高いな。
走りながら、ふと、既に日没時刻は遅くなり始めているのだと思い出した。関東で日没が最も遅い時期は、だいたい12月初旬辺り。冬至の概ね2週間ほど前の時期だ。これは地球の公転軌道が楕円形であることに由来し、日常使っている平均太陽時と実際の太陽軌道から算出される真太陽時にずれがあるためだ。また地球の公転軌道面に対して自転軸が傾斜しているからでもある。
そんなわけで、日常使っている暦の上では冬至はまだなのに、日没は遅くなり始めているという事態が発生するのだ。太陽暦そのものにも言われることだが、近代的な暦というシステムが、多くの部分で人間の直感に目をつぶり、数理的操作のための利便性に道を譲ってきた結果なのだろう。
日没が遅くなり始めていると思うと、なんだか気分が明るくなってくるから不思議だ。たぶん、放っておけば11月末が一番気分の欝々する時期なんじゃなかろうか。例年、そこになんとなく旅行を持ってきているのは、イベントで気を紛らわせたいという潜在意識の果たせる技なのか。
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