朝、EPIC号は快調だ。夕方、本当は仕事山に掛かっているのだが、直帰する。今日中に粗大ごみ排出の目処をつけなければ。明日、引き取りに来る手はずになっているのだ。
　予め市の清掃局*1に申し込んでおいた内容に従って、粗大ごみ処理手数料払い込み証明書をコンビニで買ってくる。証明書を買うというのは妙な話だが、結果的にそうなる。
　排出するゴミは、小型の布団乾燥機、フライパンから、PCの筐体だけや自転車などの大物、そして超大物の布団まで、実に14個にのぼる。\200の証明書11枚、\500のを3枚の、計\3700に達する。これだけ捨てれば、実に気持ちいい。
　てこずったのが、PCを筐体だけにする作業と、オーディオラックを運び出す作業だ。
　前者は、1台分は既に完了してあったのだが、もう1台分が結構大変だった。もう1台として選択したのは、古の1992年に購入した2番目のPC/AT機だ*2。最初のAT互換機はIBMのPS/55noteだった。そして次に買ったのが、このデスクトップ機だった。最初は80486DX/33MHz(!!)だったが、最終的にはMMX Pentium 233MHzデュアルに魔改造して使っていた。さすがにメインボードがATXファクタだらけになった90年代終盤には改造を諦め、最近ではただのゴミと化していた。3年後の1995年に買ったGateway2000*3の筐体は、ATXファクタ用に魔改造して現用しているが。
　この古のPCからはらわたを抜き取る作業には、先日購入したハンディ掃除機が大活躍した。小さいくせに強力なので使い勝手がいい。電池容量が小さく、戦闘時間が短いのが難だが。溜まりに溜まって拙者を弱らせる埃をきれいに吸い取ってくれる。
　オーディオラックの方は、今ではメタルラックで間に合っているので捨てることにする。しかし重いのには参った。分割して排出し、指定されたゴミ置き場でまとめなおすことにする。
　その他、自転車も捨てた。黒歴史というか暗部というか最高機密というか、とにかくそういう扱いだったキワチャリを、遂に排出することにした。さらに、いつの間にか溜まってしまったホイールも排出する。
　巨大な布団はいうに及ばず、部屋のあちこちで目障りになっていた奴らを部屋から追い出すと、部屋がさらに広くなった気がする。去年終盤から始まったワシの部屋掃討作戦の結果、室内の荷物が半減しているのは間違いない。いったい、どんだけゴミを溜め込んでおったのだろう、コイツ。

• 注1の代行業者
• 注2当時はATXですらなかったので、ほぼ正しくAT互換機
• 注3だったのだ、当時は