Strange Days

荒川方面呉汁しごきツーリング

2009年11月15日(日曜日) 23時22分 自転車 , デジタルカメラ , 天気:快晴

 なにやら『呉汁なるものを食しに行こうではないか』というお誘いを受けたので、BD-1を抱えて戸田公園に向かった。食べ物系のツーリングならBD-1で十分だろうと考えていたのだが、そんな甘い考えは走り出すまでだった。
 戸田公園駅に着くと、皆様は既に集合中。健脚なおやじ殿は置いて、他の皆様はことごとくロード。どういうこと? なんでも女子部結成記念に鍛錬を実施する雰囲気だ。BD-1でですか……。着いてゆけるのか。
 まずはすぐ隣の浮間舟渡からスタートの荒川サイクリングをお見送りする。そこまで、もう30km/h走行が始まっていた。僕のBD-1のギア構成だと、アウタートップを90rpmで回して32km/hまでしか出ないのだが。とにかく、必死に着いてゆく。
 秋ヶ瀬公園についた辺りで、既に45%くらい売り切れ状態。離されると余計つらくなることはわかっているのだが、速度域が違うので着いて行くのに苦労する。BD-1では瞬間速度を出せても、巡航でロードバイクに着いてゆくのは無理だわい。
 川沿いのサイクリングロードを走ってゆくが、途中で延々と工事区画が続いたり、やたら切り返しがあったりで、小刻みに消耗させられる。長身のさいごん氏に着くと実に風除けになってくれるのだが、既に在庫払拭間近の足では着いてゆけない。だんだんと切れ始める。という辺りで、やっと昼食ポイントに。
 埼玉の一部では呉汁で町おこしをなんてことをやっていて、雑誌には呉汁を出す店が一覧表になっている。それを頼りにやってきた店だった。が、聞くと『やってません』とのこと。どうやら、呉汁はその程度のものだったらしい。
 呉汁とはなんぞやという話になり、中国の呉に由来しているのではないかという憶測を話す。が、後でwikipediaを見ると、大豆ペーストのことを呉と称し、それを使った汁物が呉汁という説があった。
 呉汁は食えなかったが、鶏肉を使ったうどんと\150にしては巨大なおにぎりで昼食にした。お腹一杯だ。安かったな。
 さらに走る。GPSは持っていったが、そもそも土地勘皆無なので、どこをどう走ったのかさっぱりわからぬ。しかし、最終的にはサイボクハムという農畜産物物販の一大拠点にたどり着いた。その頃にはお足は予定通りに完売状態だった。
 駐車場はぎっしりつまり、路上には入場待ちの車が行列を成している。しかし、中に入ると白菜一束\150とか、里芋一袋\200とか、価格的にクるものがある状況。なるほど、こりゃ行列にもなる。一方で、肉類はピンと来なかったなあ。
 気になる一品。波動農法コーナーかといいたくなるくらい、その辺にはこの手のオカルト農法が固まっていた。大丈夫かサイボクハム。
 何も買って行くつもりは無かったのだが、誘惑の強さに負け、まずキャロットジュースを仕入れてみた。その場で消費する。なるほど、キャロットジュース。
 さらにパンコーナーでケーキを1本。これは帰ってから。さらにりんごジュースがうまそうだったので、2種類買って飲み比べてみた。どうやら、飲み物としては酸味が利いた方が好評らしい。
 この後は戸田公園まで戻るという話だったが、既に足が完了状態だったので、川越駅近くまで案内していただき、そこで別れた。川越から輪行で大宮に出て、湘南新宿ラインで戸塚に戻り、さらに地下鉄で立場に戻った。うっかり座ると気絶してしまい、危うく乗り過ごすところだった。
 帰宅して、速攻で気絶する。数時間後に目覚めたが、両足が棒のようだ。明日からの4日を乗り切れば、いよいよ出雲ツーリングがやってくる。雨が心配だが、その前に仕事山を乗り越えられるのか。



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