Strange Days

ほぼ一睡もできないまま帰省し、夕刻の呉湾を見る

2010年08月08日(日曜日) 20時42分 暮らし , 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:ちょっと雲あり

 今回、マスクに加えてアイマスクも用意し、眠りにくい高速バスでの就眠グッズは十分かと思われた。しかし、ほぼ前輪車軸上の第1列だったのが災いし、どうしても眠れない。その上、なにが悪いのかバス車内に警告音が頻繁に鳴り響き、まどろむことすら難しい。結局、運転手チームが基地に問い合わせて調整したらしく、真夜中にようやく警告音が止まった。それからようやく、1時間くらい寝たかな。
 ともあれ、朝は完全に明けきり、やがてバスは広島駅新幹線口に到着した。なにやら舞踏病の患者めいたフラフラとした覚束ない足取りで呉線に向かい、まずはホームの駅うどん*1で、肉うどん*2を食す。とりあえず生き返った。
 呉線で呉に向かいつつ、車内アナウンスに耳を止める。なんでも、呉線の東側、安浦から先が大雨の影響で不通のままなんだとか。それは困るな。火曜日からしまなみを走るので、尾道まで呉線を使うつもりなのに。まあ、広島経由でもそれほど時間は変わらないはずだ。
 目を外にやっていると、小屋浦の辺りで海上を行く潜水艦を目撃。葉巻型の新世代艦と見た。当たり前だが、水深の浅い瀬戸内では、潜水艦も滅多に潜水行動しないはずだ。
 呉につき、実家まで歩く。暑いなあ。実家に着くと、既にポケロケを収めたトラベルケースも到着していた。まずはポケロケを組み立てる。そうそう、ステムを交換せねば。それはあっちを出立する日に黒猫が持って来てくれたので、手持ちで持って帰っていた。新しいステムは同じくThomsonの110mm。元々は60mmを着けていて、これを90に、さらに110mmにしたので、なんと50mmも延びている。しかしサドル位置も20mm弱前進させているので、差し引き30mmの延伸ということになる。試走がてら、早速中通のモリスに出かけた。
 モリスはちょうど昼時で、しかも僕が駐輪しようともたもたしている隙に、家族連れが一気に押し寄せていたので、座るまで10分ほど待たされた。盆にはさぞかし増えるだろうな。
 腹ごしらえをして、いったん帰宅した。眠すぎる。エアコンの効いた部屋で爆睡する。
 夕刻、ムクリと起き上がり、大和ミュージアム裏の埠頭に出かけた。ちょうど夕陽を受け、建物も暖色に輝き出す時刻だ。
 ステムを伸ばしたポケロケは、想像していたよりずっと踏みやすくなった。結局のところ、BBが前寄り過ぎて、回しにくく踏みにくくなっていたように思う。BD-1もそうだが、僕にはBBが前過ぎる自転車は向いてない。というか、蹴倒しペダリングが出来ないように思う。
 いよいよ暑苦しくなってきた夕陽を撮ると、Powershot SX10では見事に星型の夕陽が形成される。絞りの形なんだろうな。
 沖合に眼をやると、軍港らしく自衛艦が多数停泊している。特にその巨体が目立つ、おおすみ型。これは艦番号からしてくにさきのようだ。おおすみ型は全鑑が呉に配備されているので、常に呉で最も目立つ自衛艦だ。もっとも、巨大とはいえ、IHIのドックで建造中のアホみたいに巨大なタンカーに比べれば、可愛いものだが。
 呉港には頻繁にフェリーが出入する。特に江田島とのフェリーは多い。第2音戸大橋が完成しても、江田島との交通の主流はまだまだフェリーだろう。と、松山からの帰りによく乗る、松山~呉~広島航路のフェリーが出て行く。
 さて、寝転がっていたのは大和ミュージアム裏*3のデッキなのだが、そこには以前から不思議に思っていた謎の設備がある。排水機かなと思っていたのだが、今日はそこに海保の巡視船が止まっていて、なにやら作業をしている。どうやら給油しているようだ。ということは、この謎の設備は給油用の端末か。巡視船が離岸し、すぐ傍の海保埠頭に向かった時、甲板の船員が女性であることにやっと気づいた。海保も男の世界じゃ無くなっているようだな。


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