Strange Days

境川に紫陽花撮りにゆけば邂逅

2011年06月12日(日曜日) 22時01分 暮らし , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:くもり時々雨ぽたり

 今日も夜半はしとしと降っていたが、明け方にはすっきり上がっていたようだ。
 さて、昼過ぎまでゴロゴロして過ごす。気分的にはロードバイクにまたがって、できるだけ遠くまでがむしゃらに走りたい。が、背中の切創部が汗に敏感なので、強度の運動は難しい。真夏にはどうなることやら。
 14:00過ぎ、遅い昼食を取りに長後のCoCo壱番屋にでかけ、メンチカツカレーを食す。ちょっと俺には多すぎ。いや、これは、背中を塞ぐのを嫌って着けてきた、みんな大好き自転車界のユニクロ、ウィザードのホルスターが、ちょうど腹にかかって食事制限ベルト役を果たしているからか。これは左胸に掛かるタイプのホルスターで、上下に二つ、ジッパーが付いている。上のジッパーは、Defyがぴったり入る。ということは、おそらくiPhoneはややきつかろう。下の小さめのジッパーには小銭が入るが、汗を吸うので紙幣は厳しい。ビニール袋に隔離すれば問題なかろう。
 今日もBromptonのバッグにGH2と100-300mmを入れてきたので、遊水地で鳥を狙う。今日は結構増水しているため、常にはブッシュになっている場所まで水が浸っていた。しかし、滅多に冠水しないコンクリート打ちの堤に集うアオサギにカワウは平和そうだ。
 南端で紫陽花を撮るべく、境川沿いに南下していると、道行くおっさんが急に手をフルではないか。誰かと思えば、これはまたかいちの旦那じゃござんせんか。片手にD5000を下げて、なにやら撮りながら散歩していたようだ。術後の経過は良好そうだが、体重制限に掛かるのでBD-1には乗れず、しばらくは散歩で減量に励むつもりらしい。
 そのD5000を何気なく持たせてもらう。あれ、なんか軽くね? GH2はあれこれ詰め込んでいるせいかずっしり重いのだが、D5000はビックリするほどスカスカな感じで軽い。これに較べると、D90はレンガ並みの密度に感じる。70-200くらいの、軽めのレンズを着けているせいもあるだろう。しかし、GH2は高密度だよな。
 後で追い抜くであろうと、かいちの旦那と別れ、境川をなんか。水田では田植えをやっている。水面が光るこの時期、気分は明るく軽やかになれる。
 南端で紫陽花を撮り歩く。咲き始めのこの時期、若々しい花弁が、潤いたっぷりに輝いている。額紫陽花も、そろそろ満開だ。もっとも、額紫陽花の花本体は、咲いてるのかどうかよく見なければ分からないくらいに、地味な存在だが。
 この辺にカワセミが居るらしいという情報を、かいちの旦那から仕入れていた。こんなところにねえ、と思いつつ何の気なしに川面を見ていたら、いたよ、カワセミが。スーっと2羽、恐らくは番が、上流に向けて飛び去って行った。こんなところにいるんだねえ。どこが寝床なんだろう。
 湘南台の南方で、案の定かいちの旦那に追いつく。カーボンロードを買うのだー、という所感を述べて別れた。本当に買う気かなあ、この俺様は。
 高鎌橋上流の紫陽花も、そろそろ見頃だ。実のところ、今の時期が一年で一番好きだ。気分的に明るい。雨が好きで、鬱々しないし、鬱々な気分も逆説的に楽しめる質だからかも知れんな。


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