3日目の今日は、深浦から鰺ヶ沢に走り、帰路のリゾートしらかみに乗り込む。半日で走るわけだが、鰺ヶ沢はかなり近所だ。
夜半、相当の風雨と雷鳴に目が覚める。これは……。まあ、また朝にでも考えようと、あっさり眠りに戻る。
そして開けて翌朝。意外なことに雨は上がり、空は晴れてもいる。まあ雲は多いし、もしかしたらまた雨が、という気がしないでもないが。ともあれ、不真裏から輪行という事態は回避され、また海沿いを北上し始めた。
この辺まで来ると、
五能線は海岸線すぐ側を走る。絵になる風景だ。まあ、人口密度が激少だからの絵ではあるが。この、ポツーンと海沿いに立つ駅が、しばしばポスターで使われる
驫木駅。エライ字だな。地元の人の手でなにがしかの手入れがされているようだ。
鰺ヶ沢までは、こんな感じの味のある風景の中を走っていった。五能線と並走しているので、
こういうシャッターチャンスもありだ。
鰺ヶ沢までの途中、県下一だとか日本一だとかの
大銀杏を見に行った。幹がこのサイズなのだが、屋久杉のように複数の幹が融合しているのではないかという説もあった。
鰺ヶ沢まで到着する。食事は海鮮がいいなと思い、
まぐろの漬け丼。
駅に到着後、自転車を駐輪して、近所の温泉に入ってきた。ビールを飲みたくなるが、僕はまだ走るので、グッと我慢。
リゾートしらかみで、新青森に向かう。僕は、このまま青森に向かい、函館行特急に乗り換えねばならない。このリゾートしらかみの座席は、こんな風に
ボックス席になっているのだ。ものすごく寛げるぞ。
新青森で平野氏を除く4人と別れる。平野氏は、今日は青森に泊まって、ねぶた祭りを見てゆくんだとか。僕は、旅の日程から、そうも行かない。
青森駅で平野氏を見送った後、ねぶた祭直前で騒然としている青森を後に、特急で函館へと向かった。
函館到着は21:00近い時間。ともかくホテルまで自走してチェックインし、食事は遅すぎるのでコンビニで適当に買って済ませた。もう寝たい。でも五能線沿いは良い風景だったなあ。
